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» 2013年04月02日 08時00分 UPDATE

eBookJapanとのコラボ:ASUSの新型7インチタブレット「MeMO Pad ME172V」を使ってみた (1/2)

ASUSが発売した「MeMO Pad ME172V」は、電子書店「eBookJapan」との提携が目新しい7インチタブレットだ。eBookJapanのコンテンツサービスがどう組み込まれているのか端末レビューと併せてお届けする。

[鷹野 凌,ITmedia]
MeMO Pad ME172V MeMO Pad ME172V

 3月22日に行われたeBookJapan記者発表会で、ASUSの新しい7インチタブレット端末「MeMO Pad ME172V」が発表された。同タブレットはこの発表の翌日、23日から発売されている。

 eBookJapanは同端末にコンテンツサービス、つまり電子書籍サービスを提供するスタンスで、端末にはeBookJapanのビューワアプリがプリインストールされているのが特徴の1つだ。以下では、MeMO Pad ME172Vについてレビューしていこう。なお、電子書店サービスとしてのeBookJapanは「これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――eBookJapan」で詳細に解説しているので、そちらを参照してほしい。

開封の儀

箱表面 箱表面
箱裏面 箱裏面
箱開封 箱開封

同梱品一覧 同梱品一覧

 表面右上の「eBookJapan」のロゴと、左下の「お問合せ窓口」は、シールなのではがすことができる。ロゴとして刻まれているのは中央下部の「ASUS」ロゴだけだ。

tnfig005.jpg 本体前面上部中央にインカメラ
tnfig006.jpg 本体裏面下部左にスピーカー

tnfig010.jpg 本体上部にはオーディオ入出力ジャックとマイク穴
tnfig011.jpg 本体底部には中央にmicroUSB、左にmicroSD/SDHCカードスロット

tnfig008.jpg 本体左側面にはボリュームボタンと電源ボタン
tnfig009.jpg 本体右側面にはハードウェアリセット用の穴

スペックを比較してみた

 MeMO Pad ME172Vは7インチタブレットでは後発となるが、Android 4.1.1を搭載していることを除けば、端末のスペックはスタンダードなものだ。比較対象としては、Kindle Fireが類似する。ここでは、同じASUS製のNexus 7のスペックも併記した。

端末 MeMO Pad ME172V Kindle Fire Nexus 7
119.2ミリ 120ミリ 120ミリ
奥行き 196.2ミリ 189ミリ 198.5ミリ
厚さ 11.2ミリ 11.5ミリ 10.45ミリ
重さ 358グラム 400グラム 340グラム
解像度 1024×600 1024×600 1280×800
ピクセル密度 169ppi 169ppi 216ppi
OS Android 4.1.1 Android 4.x系カスタム Android 4.1
CPU VIA WM8950(1GHz) OMAP 4430(1.2GHzデュアルコア) Tegra 3(1.3GHzクアッドコア)
RAM 1Gバイト 1Gバイト 1Gバイト
内部ストレージ 8Gバイト 8Gバイト 16Gバイト/32Gバイト
外部記憶装置 microSD/SDHC なし なし
内蔵GPS なし なし あり
NFC なし なし あり
フロントカメラ 約100万画素 約100万画素 約120万画素
バックカメラ なし なし なし
バッテリー(公称) 約7時間 約8.5時間 約8時間
販売価格 1万7800円(「eBook図書券」3150円付き) 1万2800円 1万9800円/2万4800円

 スペックだけをみれば、MeMO PadはNexus 7の廉価版といえる。端末価格はNexus 7より少し安価な1万7800円で、eBookJapanで使える「eBook図書券」3150円分が価格に含まれる。よって本体価格は実質1万4650円だが、それでもKindle Fireより若干高い。

 ただし、eBookJapanで販売されるモデルはコミック全巻セットとバンドルになっており、欲しい作品と一緒に購入する形であればかなりお得ではある。どのような作品とのバンドルが可能かは上記サイトで確認できるが、例えば、全400巻の『手塚治虫全集』(12万5475円)とのセットだと、4万円ほどお得に購入できるし、『進撃の巨人』1〜9巻セットだと電子書籍の価格がほぼ相殺された1万7861円で購入できる。「全巻セットを買ったら、タブレットが付いてきた」と捉えるといいのかもしれない。


tnfig007.jpg 左がMeMO Pad、右がNexus 7
tnfig012.jpg 左がMeMO Pad、右がNexus 7

 なお、同じASUS製だが、Nexus 7と比べると電源・ボリュームボタンの配置が異なる。Nexus 7では右側に配置されているが、MeMO Padは左側だ。


tnfig013.jpg 下がMeMO Pad、上がNexus 7、左側面から
tnfig014.jpg 下がMeMO Pad、上がNexus 7、底部から

 MeMO Padが他の7インチタブレットと大きく異なるのは、microSD/SDHCカードスロットがある点だ。内部ストレージは8Gバイトだが、最大32Gバイトまで拡張できるというわけだ。なお、ASUSによるオンラインストレージサービス(無料で5Gバイト)も用意されている。

 ただし、eBookJapanで購入した電子書籍は、外部記憶装置へ移すことができない。eBookJapanには「トランクルーム」というクラウドサービスがあるので、基本は「読み終わったらトランクルームへ戻す」という使い方になるだろう。

 また、eBookJapan専用端末ではないので、Google Playも利用可能だ。汎用Androidタブレットと言ってしまえばそれまでだが、自分で使う電子書店を自由に選べる点ではKindle Fireより優秀だ。

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