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» 2014年06月17日 23時34分 UPDATE

Booklive!アプリアップデートで現れた「2days」は電子書籍レンタルの示唆?

2日間の電子書籍レンタルか、それとも……?

[西尾泰三,eBook USER]

 6月17日、電子書店「Booklive!」のアプリがバージョン2.5.0にアップデートされた。Windows、Android、iOSの3アプリが一斉にアップデートしている。

 そのアップデート内容が話題を呼んでいる。新機能として、「近日リリース予定の新サービスに対応」とあるのだ。

 実際にアプリをアップデートして起動すると、そこには、これまでになかった「2days」という名称。下には「Booklive!ストアで購入した2days版の本が表示されます」とある。6月17日時点でBooklive!にこれに該当する書籍は確認できない。

tnfigbl001.jpg Booklive!のアプリをアップデートすると、2daysの文字が
tnfigbl002.jpg こちらはヘルプ画面

 近日中に発表されるとみられる2daysという新サービス。それは、時限の縛りはあるがその分安価にしたレンタル方式ではないかと思われる。2days、つまり48時間のレンタル電子書籍は、例えばパピレス運営の電子貸本Renta!が提供しているサービスと変わりない。紙の本も昔は貸本屋なんてものがあったし、近年では貸与権の制度化を契機に、コミックレンタルなども珍しくない。

 厳密にいえば、現在一般的な電子書籍は「利用するもの」で、「所有するもの」ではない。DRMフリーなファイルをユーザーに提供する出版社系のストアも一部あるが、ほとんどは、配信されているものを閲覧できる権利を有しているに過ぎない。どの電子書店も基本的には「販売」ではなく、「配信」といっているのはそういう理由だ。無期限レンタルといってもいいだろう。

 わたしたちは利用できる期間が無期限だと期待するが、ときおり電子書店の閉店などが発生すると、そうではないのだと過去何度か思い知らされてきた。そしてそれが電子書籍のネガティブな話としてよく挙げられる。

 Booklive!はその辺りをいい意味で割り切って、電子書店として、貸本の機能も用意し、広い需要に応えるつもりなのだろうか。あるいは、この2daysが「2日間の定額読み放題」というメニューであれば、Booklive!は面白いカードを切ったといってよいだろう。レンタルか、読み放題か、それとも全く違う何かか。それは近く判明するだろう。楽しみに待ちたい。

続報:BookLive!、48時間限定の配信サービス「2daysサービス」を開始

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