待望の“Retina”化──Apple、7.9型の新型「iPad mini Retinaディスプレイモデル」 11月中発売予定A7搭載、容量128Gバイトモデルも

AppleがRetinaディスプレイ搭載の7.9型タブレット「iPad mini with Retina Dispay」を発表。前モデルより、ディスプレイサイズは同じながら、2048×1536ドット表示の“Retina”ディスプレイと64ビットのA7プロセッサを採用し、より高精細かつ高速になる。容量128Gバイトのモデルも用意する。

» 2013年10月23日 03時52分 公開
[ITmedia]
iPad mini Retinaディスプレイモデル 待望の“Retina”化を果たした「iPad mini Retinaディスプレイモデル」

 米Appleは10月22日(現地時間)、7.9型“Retina”ディスプレイを採用した「iPad mini with Retina Dispay」を発表した。Wi-Fiモデル/LTE(Wi-Fi+Cellular)モデルともに2013年11月後半に発売する予定。

 容量は16Gバイト、32Gバイト、64Gバイト、128Gバイト。価格は16GバイトWi-Fiモデルが4万1900円(399ドル)、LTEモデルが529ドルから(16Gバイトモデル)。カラーはシルバー、スペースグレイの2色。

iPad mini RetinaディスプレイモデルiPad mini Retinaディスプレイモデル カラーはシルバーとスペースグレイの2色を用意。性能をアップした一方、厚さは7.5ミリ(従来比で0.3ミリ増)、重量はWi-Fiモデルが約331グラム(従来比で約23グラム増)、LTEモデルが約341グラム(従来比で約29グラム増)と、厚さと重さは少し増えている
iPad mini Retinaディスプレイモデル 価格
16GバイトWi-Fiモデル 4万1900円
32GバイトWi-Fiモデル 5万1800円
64GバイトWi-Fiモデル 6万1800円
128GバイトWi-Fiモデル 7万1900円
LTEモデル (後報)

 ディスプレイは7.9型で2048×1536ドット(326ppi)表示に対応する。CPUはiPhone 5sと同様の64ビットアーキテクチャ搭載「A7」+M7モーションコプロセッサ仕様に刷新。初代iPad mini比で4倍のCPUパフォーマンス、8倍のグラフィックスパフォーマンスを実現するという。

iPad mini RetinaディスプレイモデルiPad mini RetinaディスプレイモデルiPad mini Retinaディスプレイモデル プロセッサはiPad Airと同じ64ビットの「A7」を採用した

 このほか、約120万画素のFaceTime HDカメラ(フロント)、約500万画素のiSightカメラ(リア)を搭載。通信機能はデュアルバンド802.11a/b/g/n準拠で最大300Mbps通信対応の無線LANとBluetooth 4.0、Wi-Fi+Cellularモデルは3G/LTEでのデータ通信にも対応する(SIMカードはnanoサイズ)。LTE対応周波数帯はBand 1、2、3、4、5、7、8、13、17、18、19、20、25、26。バッテリーは容量23.8Whで、動作時間はWi-FiでのWeb/動画・音楽再生時で最大10時間、3G/LTEでのWeb使用で最大9時間。OSはiOS 7をプリインストールする。

 本体サイズは134.7(幅)×200(高さ)×7.5(厚さ)ミリ、重量はWi-Fiモデルが約331グラム、LTEモデルが約341グラム。

photophoto バッテリー動作時間は10時間、最大300Mbpsのデュアルバンド(2.4G/5GHz帯)無線LAN対応
photophoto LTEモデルは対応周波数帯を拡大。示されたLTEモデル販売キャリア(NTTドコモは記載がないが…)
iPad mini RetinaディスプレイモデルiPad mini RetinaディスプレイモデルiPad mini Retinaディスプレイモデル 価格は16GバイトWi-Fiモデルで399ドルから。初代iPad miniも299ドルから(16GバイトWi-Fiモデル)に値下げして継続販売する
photophotophoto 新色SmartCoverは4080円、背面も覆うフルカバータイプ「Smart Case」も投入、こちらは8100円。(RED)モデルも用意する

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