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» 2011年12月03日 10時00分 UPDATE

開封と気になる日本語対応や新機能など:Amazon Kindle Touch(Free 3G+Wi-Fi版)レビュー (1/3)

Amazonが2011年9月末に発表したタッチスクリーン採用の『Kindle Touch』。最もKindleらしいという意味で本命として期待していたデバイスだと語る代助氏が濃密すぎるファーストインプレションをお届けする。

[代助,ITmedia]

 2011年9月末にKindle、Kindle Fireとともに発表されたタッチスクリーンで操作可能な『Kindle Touch』が届きましたので開封の様子、気になる日本語の対応状況、その他気がついた点などをご紹介します。今回リリースされたKindle(キーボードなしのいわゆるKindle 4)、Kindle Touch、Kindle Fireの3タイプの中では最もKindleらしいという意味で本命として期待していたデバイスです。

まずは開封の儀

 外箱はKindleとほぼ同じサイズですが少し長めです。側面に印字されたデバイス名を見ないと判別できないかもしれません。

tnfigkh1.jpg Kindle Touch(上)/Kindle(下)

 箱を開けるとディスプレイに保護フィルムが貼付されたKindle Touch本体とその下にmicroUSBケーブルが入っています。ACアダプタは付属していません。持ち上げた箱の上側のポケットに、国際版Kindle 4に付属していた多言語の小冊子インストラクションはなく、米国モデルのKindle Touchなので英語版1枚のみが入っていました。

tnfigkh2.jpg

Kindle Touchと過去のKindleとの外観比較

 Kindle TouchとKindleを比べてみました。ディスプレイは両方とも6インチなので同じ大きさですが、筐体サイズはKindle Touchが一回り大きく、かつディスプレイとフレームの段差が深くなっています。これはKindle Touchをタッチスクリーンで操作するため、誤ってスクリーンにタッチしないように配慮されたものと思います。

Kindle Touch Kindle 4(No Keyboard) Kindle Keyboard(Kindle 3)
ディスプレイ 6インチSVGA(800×600) 同左 同左
サイズ 172×120×10.1ミリ 166×114×8.7ミリ 190×123×8.5ミリ
重量 220グラム 170グラム 247グラム
オーディオ スピーカーイヤフォンジャック なし スピーカーイヤフォンジャック

 Kindle 4より一回り大きく50グラム程重量が増していますが、それでも片手で持つには十分なサイズ・重量です。Kindle 4と同様に持ち運びには最適だと思います。

tnfigkh3.jpg Kindle Touch(右)とKindle(左)

 こちらはKindle TouchとKindle Keyboard(Kindle 3)です。縦の長さは歴然です。厚みはKindle Touchの方が若干大きくなっておりますが、重さはKindle Touchが25g程軽量化され、裏面が程よくアールがついているので片手でも楽に持つことができます。

tnfigkh4.jpg

 本体裏側です。下側両脇にスピーカーと中央のイヤフォンジャックが見えます。Kindle 4では省かれていたオーディオ機能がKindle TouchではMP3再生機能やText-to-Speech機能も備えています。

tnfigkh5.jpg

Kindle Touchの基本的な操作方法

 Kindle Touchの操作方法です。ディスプレーでタッチする部分は大きく3つのエリアに分かれており、上部エリアをタップするとメニュー表示、左側が前ページに戻る、一番大きい右側のエリアをタップすると次のページに進むことができます。物理的なボタンは本体下にあるパワーボタン、前面下にあるホームボタンのみです。

 また、ページの移動は左から右へスワイプで「進む」、その反対の動作で「戻る」ことができます。電子書籍データ閲覧中なら上下スワイプでチャプター移動が可能です。非常にスムーズにストレスなくページ切り替えが可能です。

tnfigkh23.jpg

 タッチスクリーンによる操作はやはり快適。特に、単語のルックアップ操作は格別です。過去のKindleは調べたい単語にカーソルを合わせに行く作業が結構大変でしたが、Kindle Touchは指でポイント&タッチだけです。同様にハイライトやノートをはじめとするメニュー選択で5Wayコントローラーに指を動かさ手間がなくなりました。

tnfigkh24.jpg 調べたい単語をタッチするだけ(写真はLookup辞書を自作の英辞郎に設定しています)

 Kindle Touchで文字入力が必要な場合にはソフトウェアキーボードが表示されます。かなり高速にタイプしても表示は追随してくれます。物理キーボードがあるKindle Keyboard(いわゆるKindle 3)と比較しても快適になった印象を受けました。

↓tnfigkh25.jpg,

 Kindle Touchにはボリュームボタンがありませんが、これもソフトウェアキーが用意されています。写真はText-to-Speechをオンにしたところで、再生/ポーズボタンやボリュームボタンなど必要なボタンが表示されるようになっています。

↓tnfigkh26.jpg,

タッチスクリーン操作のサンプル動画

 文章では伝わりにくいと思いますので操作の様子を撮影してみました。上記に記載した基本的なタップによるページ移動・メニュー表示、上下スワイプ、左右スワイプ、Text-to-Speech、Lookup辞書の利用、ハイライト・SNSシェア機能の使用、自炊した漫画データ(月刊マガジン)の表示について収録しました。興味ある方はぜひご覧ください。

 このほかにもピンチイン・アウト、タップでカンタンにブックマークを追加する方法など、いろいろなジェスチャーによる操作方法が用意されています。

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