ICONIA TAB A500――日本エイサー電子書籍端末ショーケース

往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、4万円を切る価格で普及を狙う日本エイサーのAndroid 3.0タブレット「ICONIA TAB A500」を取り上げる。

» 2011年07月25日 17時30分 公開
[山口真弘,ITmedia]
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製品概要

 3万9800円という安価な価格設定が話題となった、日本エイサーのAndroid3.0タブレット。

 Android3.0タブレットとしては標準的な仕様で、デュアルコアチップ「NVIDIA Tegra 2」を搭載するほか、HDMI出力端子やスピーカー、カメラなどを備える。10.1型、1280×800ドットといった画面周りの仕様はMOTOROLA XOOMに酷似しているが、本体サイズはXOOMよりひとまわり大きい。

 一方でmicroSDスロットが出荷当初から利用できるなど、出荷時はmicroSDスロットが利用できなかったXOOMに比べると完成度では勝る部分もある。このほかUSB端子を搭載し、キーボードやマウス、USBメモリなどの利用も可能。

 エイサーが運営する電子書籍ストア「LumiRead」を利用できるが、日本語の電子書籍は用意されていない。Wi-Fiモデルのみが用意され、3G対応モデルはラインアップされていない。2011年8月にAndroid3.1へとアップデートされ、USBマウスへの対応、HDMI(1080p)外部出力などの機能追加が行われた。

スペックで見る「ICONIA TAB A500」

メーカー 日本エイサー
国内発売時期 2011年7月
発売時価格 3万9800円
専用/汎用 汎用
OS Android
OSバージョン Android 3.1
サイズ(※最厚部) 13.3(厚さ)×260(幅)×177(奥行き)ミリ
重量 約765グラム
解像度 1280×800ドット
ディスプレイ 液晶
カラー/白黒 カラー
画面サイズ 10.1型
通信方式 IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Ver2.1+EDR
内蔵ストレージ 16Gバイト
メモリカードスロット microSD
バッテリ持続時間(メーカー公称値) 約8時間(HDビデオ再生時)/約400時間(スタンバイモード時)
タッチ操作 対応
対応フォーマット アプリに依存
コネクタ USB(microB)
電子書籍ストア LumiReadなど
そのほか -

写真で見る「ICONIA TAB A500」

右60度傾斜外観本体を持った写真CDとの比較 10.1型ワイド画面を採用。縦横どちらの向きでも利用可能(写真=左)/約765グラムとAndroidタブレットの中でもヘビーな部類に入るため片手はもちろん両手でも長時間持つのは厳しい(写真=中央)/長辺はiPadとほぼ同じサイズだが、ワイド比率なのでややスリム(写真=右)
単体正面左側面右側面 正面。ホームなどのキーはソフトウェアキーで提供され、本体正面に物理スイッチは備えない(写真=左)/左側面。電源ボタン、イヤフォンジャック、HDMI端子を備える(写真=中央)/右側面。リセットボタン、USB端子、microUSB端子、電源コネクタを備える(写真=右)
上面底面裏面 上面。音量調整ボタン、画面回転のオンオフスイッチ、microSDスロットを備える(写真=左)/底面。クレードル接続用の独自端子を備える(写真=中央)/背面。右上に500万画素のカメラを備える。フラッシュも利用できる(写真=右)
メイン画面LumiRead ホーム画面。OSはAndroid 3.0を採用。2011年8月にAndroid 3.1へとアップデートされた(写真=左)/エイサーが運営する電子書籍ストア「LumiRead」がプリインストールされている。ただし日本語の電子書籍は用意されていない(写真=右)
最終更新日:2011年8月25日

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