電子雑誌・コミックの定額読み放題サービスを提供する「ビューン」が利用者のアクセスデータを調査・分析したリポートを発表した。
雑誌に比べてコミックは約5倍長く読まれる――電子雑誌・コミックの定額読み放題サービス「ビューン」を提供するビューンは4月7日、電子雑誌とコミックをユーザーがどのように利用しているかをまとめたリポートを公開した。
ビューン利用者のアクセスデータを調査・分析したこの調査のポイントは以下の4点。
閲覧時間(平日)のボリュームゾーンは、雑誌が15分未満(58.7%)、コミックが2時間以上(25.7%)。休日も同様で、コミックの閲覧時間が長い傾向があることが分かる。
時間帯別で雑誌とコミックの差が顕著なのは朝と深夜。平日・休日に関わらず、情報の鮮度の高い雑誌は朝に、ストーリーをじっくり楽しむコミックは深夜に読まれる傾向があるとしている。
ビューンではこの結果から、雑誌は通勤時などの情報収集の一環として、記事単位で複数の雑誌を流し読みするような形で利用されており、コミックは定額で読み放題というサービスの手軽さから、シリーズで複数冊を長時間読み進めているとまとめている。
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