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東京国際ブックフェアを練り歩いた――2012年度版:東京国際ブックフェア Report
7月4日に始まった「第16回 国際電子出版EXPO」に続き、7月5日には「第19回 東京国際ブックフェア」が開幕した。商談だけでなく、書籍を安価に購入できる同展示会の模様をお届けする。
ブックフェアならではの割引価格で書籍を購入可能
7月5日から、東京ビッグサイトで「第19回 東京国際ブックフェア」がスタートした。前日には「第16回 国際電子出版EXPO」が始まっており、会場は多くの人でにぎわいを見せている。日本最大規模の「本」に関する見本市である東京国際ブックフェアは、日本国内だけでなく世界各地の出版社が出展し、商談や宣伝、販売活動を行っている。
一部では電子書籍のアピールや希少本の展示を行っているブースもあるが、そのほとんどで新刊書籍の即売が行われ、各所で人だかりができていた。すべての書籍に当てはまるわけではないが、多くの新刊書が20%オフで販売され、洋書バーゲンコーナーなどでは半額から85%オフで購入できるコーナーも見られた。なお、会場で目に付いたブースを下記にまとめた。いずれも7月5日時点での情報で、割引率などを保証するものではない点に注意してほしい。
ちなみに、東京国際ブックフェアは7月8日(日)まで開かれており(国際電子出版EXPOは6日まで)、一般公開日は7月7日と8日だ。連日さまざまなイベントやセミナーが行われているので、1度足を運んでみてはいかがだろうか。
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