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» 2015年03月16日 10時30分 UPDATE

出版業界ニュースフラッシュ 2015年3月第2週

紙の本を購入した読者にデジタル版を無料進呈する文教堂の「空飛ぶ本棚」が拡大路線を採ることなどが話題に。

[新文化通信社]
新文化通信社

三省堂書店そごう千葉店、図書館の返却ポスト設置

 3月7日、三省堂書店そごう千葉店は図書館の返却ポストを設置した。千葉市が運営する公共図書館と公民館図書室で借りた本が対象。政令市としては初めての試み。同日には同図書館の職員が三省堂書店そごう千葉店でおはなし会も行った。

 千葉市中央図書館では、「書店に返却ポストを置くことで、市民が本に触れる機会が増える。市民の読書環境の向上につなげる」と話している。

文教堂の「空飛ぶ本棚」、240点超に拡大

 文教堂は4月、紙の本を購入した読者にデジタル版を無料進呈するサービス「空飛ぶ本棚」の対象銘柄を240点以上に拡大する。2013年12月にスタートした同サービスは、これまで雑誌を中心に約200タイトルを対象に販売。のべ約700号にわたって展開してきた。

 同社の調べによると、読者によるデジタル版の閲覧率は約15%。店頭での告知効果が出ているようだ。

 対象雑誌のなかには、実施前と比べて2倍から3倍近くの増売に結び付いた事例もあることから、全国の書店から問い合わせが相次ぎ、現在53法人・約1700店舗が文教堂のサーバを通じて、同サービスを実施している。丸善ジュンク堂書店、文真堂書店、精文館書店、くまざわ書店、有隣堂、大垣書店、啓文社、リブロ、ブックファーストなどの主要チェーン書店が参加するほか、コンビニのファミリーマート、サンクス、ローソン、サークルK、ポプラなども「空飛ぶ本棚」を実施している。

光文社、4月に月刊8誌をデジタル化

 4月1日発売の『STORY』を皮切りに、月刊誌8誌でデジタル版をつくる。4月に発売する各誌には、デジタル版を無料閲覧できるようにシリアルコードを掲載。その後は、紙の70〜80%程度の価格に設定し、約20の電子書店で有料配信していく。

 デジタル版をつくる月刊誌は『STORY』『VERY』『Gainer』『HERS』『美ST』『JJ』『CLASSY.』『Mart』。純広告を除くすべてのページが閲覧できるようにする。

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