comico、『ネト充のススメ』など人気の4作品をKADOKAWAから発売

KADOKAWA内の新レーベル「comicoレーベル」から発売される。

» 2014年12月05日 11時00分 公開
[宮澤諒,eBook USER]

 NHN PlayArtは12月5日、同社が運営する無料コミックサービス「comico」で連載中の4作品の単行本化を発表、全国の書店などで予約受付を開始した。単行本はいずれもKADOKAWAの新レーベル「comicoレーベル」から出版される。



 発売されるのは、『保留荘の奴ら』(ココなし。)、『ナルどマ』(米と書いてめーとる)、『咲くは江戸にもその素質』(沙鳴カタナ)、『ネト充のススメ』(黒曜燐)で、価格はいずれも680円(税別)を予定。発売日は「保留荘の奴ら」と「ナルどマ」が2015年1月23日、「咲くは江戸にもその素質」と「ネト充のススメ」が2015年2月14日となっている。

 comicoは、2013年10月にサービスを開始。11月30日時点での、アプリのダウンロード数は650万、掲載する公式コミックは107作品となっている。8月12日には、comico初の単行本として『ReLIFE』(夜宵草)が発売し、発売後1週間で追加重版を行うなど話題となった。また、海外市場への進出にも力を入れており、7月には台湾、10月には韓国へサービスの提供を行っている。

 また、出版元が「ReLIFE」のときのアース・スターからKADOKAWAへ変わったことについて担当者は、「弊社では出版社を限定せず、幅広くお付き合いをさせていただいております」とコメントしている。

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