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» 2014年09月22日 11時51分 UPDATE

Barnes & Noble、2015年に向けてWebサイトを刷新中

検索機能に重点を置き、反応の良い設計になる新しいWebサイトは、オンラインの世界で歓迎されるだろうか?

[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 米書店チェーン大手のBarnes & Nobleは、Webサイトの大規模刷新で書籍のオンライン販売方法を改革したいと考えている。同社はコンテンツをこれまでより簡単に探し、購入できるような新しいデザインにすべく、急ピッチで改変作業を進めている。

 同社は直近の四半期報告書で、2015年第1四半期の損失を、前年同期の8700万ドルから2840万ドルに減らしたと発表した。その中の5000万ドルは、業績不振の電子書籍およびタブレットのブランド、Nook部門の規模縮小によるものだ。縮小するだけでは黒字転換はできないが、デジタルコンテンツの販売には収益回復の可能性があるだろう。

 Barnes & Nobleは、韓国Samsung Electronicsとの共同ブランドによる7インチタブレット「Samsung Galaxy Tab 4 NOOK」がデジタルコンテンツ消費を促進すると踏んでいる。同社はこのタブレットの購入者に、200ドル相当の電子書籍、雑誌、テレビ番組、映画を無料で提供すると宣伝している。Nookのエコシステムで購入できる全種類のコンテンツを紹介するためと考えられる。

 Nook端末を持っていない場合、同社のオンラインストアからデジタルコンテンツを購入する方法には問題がある。全種類のコンテンツを購入できる1つのアプリはなく、コンテンツの種類ごとに異なるアプリを使わなければならない。例えばAndroid端末の場合、ビデオを購入するには「Nook Video」アプリをダウンロードする必要がある。Barnes & Nobleのメインアプリが対応するのは、コミックスを含む電子書/雑誌のみだ。児童書の購入には、また別の専用アプリが必要なのである。また、AmazonとKoboは世界で利用できるが、Barnes & Nobleの市場は基本的に米国と英国のみであることにも留意したい。

 検索機能に重点を置き、反応の良い設計になる新しいWebサイトは、オンラインの世界で歓迎されるだろうか? Webサイトの刷新には多くの金とリソースが必要であり、その成果が販売増加につながる確証はない。米国市場はApple、Amazon、Kobo、Netflix、Ainioをはじめとする多様なコンテンツ業者で飽和していることは否定できない。新生WebサイトがNookを阻むすべての問題を魔法のように解決するかどうかは、まだ分からない。

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