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» 2014年07月25日 10時00分 UPDATE

マンガNO.1の電子書店:マンガ10万冊突破 なぜeBookJapanだけがそれを実現できたのか

[PR/ITmedia]
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 ここ数年、電子書店はすべてのジャンルを網羅する書店を志向するものと相場が決まっていた。

eBookJapan eBookJapan

 そんな電子書店の中で、出版社に「電子書籍」という概念がまだほとんど存在しなかった2000年に創業したeBookJapan。今でこそ同社も文芸書/一般書籍を取り扱うが、その強みはやはりコミック。インプレスR&D インターネットメディア総合研究所「電子コミックビジネス調査報告書2012」でも有料電子コミック利用者の「電子コミックの購入先」(複数回答)で最も利用者の多い電子書店となっており、「マンガNo.1」の地位は揺るぎないものとなっている。

 そして先日、eBookJapanのマンガの販売ラインアップがついに10万冊に到達した。1冊当たりの厚さを1.5センチ(一般的な単行本とコミックスの平均値)とすれば、それを積み上げると何と1500メートル。講談社『進撃の巨人』の「超大型巨人」(60メートル超)で換算すれば、25人分。これはもう、マンガの巨人といってよいのではないだろうか。

 そんなeBookJapanの特徴的なラインアップを少し紹介すると、雑誌掲載時にカラーページだったものを、カラーのままで復刻した『キューティーハニー』(永井豪)、『イタズラなKiss』(多田かおる)。『プロ』(かわぐちかいじ)、『南海の太陽』(本宮ひろ志)など人気漫画家の初期作品、『怪人ヒイロ』(どおくまん)、『監察医朝顔』(画:木村直巳 作:香川まさひと 監修:佐藤喜宣)のように紙単行本では未完だった作品を電子化で完結させたものも存在する。『風と木の詩』(竹宮惠子)、『鬼太郎大全集』(水木しげる)のように、電子オリジナルの再編集版などもある。

火星のココロ 火星のココロ Hero come to Mars.
キューティーハニー キューティーハニー
風と木の詩 風と木の詩

 ほかにも、『きまぐれオレンジ☆ロード』(まつもと泉)、『熱笑!! 花沢高校』(どおくまん)など、紙の単行本ではすでに入手困難となっている人気作品、『W7』(望月三起也)、『火星のココロ Hero come to Mars.』(馬場民雄)などeBookJapanが編集・制作・販売するウェブ マガジン「KATANA」から生まれたオリジナル作品など、挙げ出すとキリがない。

復刻 タンク・タンクロー 大しくじりの巻 復刻 タンク・タンクロー 大しくじりの巻

 最近では、1934年から雑誌『幼年倶楽部』に掲載された阪本牙城(さかもと がじょう)の『タンク・タンクロー』を電子書籍で復刊したことが話題を呼んだ。

 漫画の黎明(れいめい)期である戦前に出版されたこの作品は、昭和初期の子どもたちを夢中にさせた。漫画史に造詣が深い、日本大学芸術学部図書館長の清水正氏は「小説家の大江健三郎やSF作家として著名な小松左京なども愛読者であった『タンク・タンクロー』は、『ドラえもん』の源流」と指摘している。そんな希少本もeBookJapanにはあるのだ。

なぜeBookJapanはマンガ10万冊を実現できたのか

 ところで、eBook USERでは毎年、それぞれの電子書店を評価する「電子書店完全ガイド」をお届けしている。また、主要な電子書店のビューワを比較した記事も以前お届けした。詳しくはそれぞれの記事も参照してほしいが、そこでeBook USERがeBookJapanをどう評したか、その一部を抜粋したい。

マンガだけで作品数9万点以上、前回調査時から約3万点増加と、他の追随を許さないラインアップ

eBookJapanの画質は、一歩飛び抜けている

 こうした差がどのように生まれたのかを知るには、その舞台裏を説明するのが早い。以下では、eBookJapanのマンガへのこだわりを少し紹介したい。

eBookJapanのマンガへのこだわり

 eBookJapanのマンガへのこだわりは、サービスの至るところで見られる。

 ユーザーからみて目に見えて分かりやすいのが、「背表紙」の存在だろう。数ある電子書店の中でも、こうした背表紙表示ができるのはeBookJapanだけ。背表紙にまで趣向を凝らす作品もある中、電子だとそれが欠けてしまうのだとすれば、それはさみしいことだ。eBookJapanはそうした部分にも抜かりがない。

tnfigebj011.jpg 『DRAGON BALL』ではこの通り! ついつい全巻をそろえたくなる仕様だ。もちろんiOS/Androidアプリでもこの背表紙表示は可能

 売れ筋の作品だけ売っていこう、というスタンスでないのもeBookJapanの特徴のひとつ。「メジャーじゃない作品ばかり電子化していますけど、大丈夫ですか?」と出版社の方に心配されたこともあるという。今人気絶頂の売れるものも、後世に残すべき名作マンガも、マンガは全てそろえていこう、というスタンスで、出版社だけでなく読者/利用者とも向き合ってきた。

 これは簡単なようで相当難度が高いスタンスだ。電子書籍化されていない紙のコミックは今なお数多い。電子配信が一般化してきた現在でこそ、新刊であれば出版社や作家がデジタルデータを準備している場合も多いが、古い作品では底本からのスキャンしか方法がないものがほとんど。古い作品のため、底本の保存状態もまちまちだ。

 ラインアップに差が出てくるのは、そうした手間の掛かる部分から目をそらさず、愚直に対応していったからにほかならない。

 このスキャン技術も、eBookJapanの知られざる特徴の1つといえる。スキャンといっても一様でない。ゴミ取り、モアレ除去、見開き調整など、さまざまな処理が入る。

 中でも、見開きの調整は気を遣う作業だ。印刷物の見開きの中央、“ノド”と呼ばれる部分は、出版社によってルールが異なる上、作家によってどこまで絵を描き込むかが異なる。電子化されたものを見開き表示で見たとき、少しずれていたりするように見えることがあるのは、もともとそのように製作されているからだ。

 しかし、eBookJapanではそこに一手間掛ける。それぞれのケースに合わせて調整を行うのだ。もちろん、配信データの作成に当たっては、原本から改変しないことが大前提。だから、相当に気を遣いながら制作を行っている。

 また、あまり知られていないが、eBookJapanでは、生原稿からスキャンを行うことも珍しくない。これは、著作権を持っている著者との直接契約が多い同社の特徴だ。

 原画展などで目にする生原稿の美しさは格別だ。しかし、実際に印刷所でやり取りされている生原稿は、そのままスキャンして使用できるような状態でないことの方が多い。経年劣化した紙やスクリーントーンの糊、黄ばみなどはもちろん補正して取り除く。

 これらは気の遠くなるような作業だが、これによってeBookJapanの信頼は高まっていった。出版社だけでなく、生原稿を預ける作家の間にも。そして読者にも。10万冊突破とはその結果なのである。

10万冊達成までの年次表
年代 出来事
2000年 創業 電子書籍サービス開始 秋田書店、リイド社と契約締結 
2001年 手塚治虫作品リリース開始
2002年 『北斗の拳』リリース開始
2003年 小池一夫作品リリース開始
2004年 講談社、双葉社と契約締結
2005年 横山光輝作品リリース開始
2006年 小学館と契約締結
2007年 ハーレクイン小説原作コミックリリース開始
2008年 赤塚不二夫作品リリース開始
2009年 Web Magazine「KATANA」(eBookJapanオリジナルコンテンツ)創刊
2010年 竹宮惠子作品リリース開始/角川書店 現KADOKAWAと契約締結
2011年 白泉社と契約締結/東証マザーズ上場
2012年 集英社、少年画報社と契約締結
2013年 スクウェア・エニックスと契約締結/東証一部上場
2014年 新潮社と契約締結

祝・10万冊突破 錚々たる有名作家がコメントを

 ここで、eBookJapanの10万冊突破に寄せた作家の色紙を紹介したい。作家名をみるだけで、これをよく集められたと思わずにはいられない。作家との確かな信頼関係あってのことだ。




素晴らしいマンガを一作でも多く、一人でも多くの読者へ

 eBookJapanという電子書店を別の視点から見れば、ITと出版をバランス良く把握しているといえる。ITベンダー、出版社での経験豊富なボードメンバーの存在が一因だが、それぞれの業界が抱える不安や課題、チャレンジと寄り添って、自らのチャレンジとして取り組んでいる。出版の面でのチャレンジはこれまで紹介してきたとおりだが、ITの面でのチャレンジも紹介しよう。

 スマートフォンやタブレットが全盛の昨今。ユーザーはアプリという形でさまざまなサービスに触れている。アプリのインストールが必要というのは、最初のちょっとしたハードルだ。

 それならば、最初から端末にインストールされていればよいのではないかと思うだろう。しかし、そうしたプリインストールは企業間の交渉が必要で、一筋縄ではいかないものだ。

  多くの電子書店が不得手とするタブレットなどへのアプリのプリインストールや電子図書券のバンドルを同社は数多く取り組んできた。代表的なところでは、最近テレビCMなどでもよく目にするNECの「LaVie Tab Eシリーズ」、SIMフリースマホとして話題のファーウェイ「Ascend G6」などにはeBookJapanのアプリがプリインストールされている。また、マンガロイドの愛称で知られるAcerの最新タブレット「Iconia A1‐830」には、eBookJapanで利用できる電子図書券「eBook図書券5,400円分」を同梱している。広いユーザーに利用してもらおうとして、メーカーと協業を実現できるのも、そうしたチャレンジのたまものだろう。

ファーウェイのSIMロックフリースマホ「Ascend G6」 ファーウェイのSIMロックフリースマホ「Ascend G6」
マンガロイド (C)池田理代子プロダクション Acerの最新Androidタブレット「Iconia A1-830」。マンガロイドの後継機だ (C)池田理代子プロダクション
NECの最新Androidタブレット「LaVie Tab Eシリーズ」 NECの最新Androidタブレット「LaVie Tab Eシリーズ」

 eBookJapanを運営する(株)イーブックイニシアティブジャパン代表取締役社長の小出斉氏は、今回の10万冊突破について、次のようなコメントを残してくれたのでこちらを最後に紹介したい。

マンガの販売ラインアップが10万冊に到達したことに非常に感慨深く感じるとともに、創業以来、支えてくださった漫画家の皆さま、出版社の皆さま、そして読者の皆さまに心より感謝いたします。
今回の10万冊突破はひとつの到達点に過ぎません。
これからもマンガを愛する弊社メンバーとともに、素晴らしいマンガを一作でも多く、一人でも多くの読者へお届けできるように努力して参ります。
当社は、今後も「電子書籍を身近に」感じて頂くために、あらゆることにチャレンジして参ります!
(株)イーブックイニシアティブジャパン代表取締役社長 小出 斉


 マンガのラインアップが10万冊突破。それは、あなたが昔時間を忘れて読みふけった作品、あるいは、希少本となって市場からもほとんど姿を消したか、非常に高価になってしまった名作、そんなマンガにも出会える可能性が高いことを意味する。

 さまざまな時代を彩ったマンガを楽しむなら、eBookJapanは見事にその期待に答えてくれるだろう。

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提供:株式会社イーブックイニシアティブジャパン
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia eBook USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年8月24日

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