メイドたちの本紹介が50回を迎えたことを記念して、メイドたちによる本棚座談会が行われました。その模様を2週にわたりスペシャル企画としてお届けします。
新緑もまぶしい季節。いろいろな本をおすすめし合ううちに、メイドたちはお互いの本棚が気になってきたようです。
今回もお茶を飲みにお出かけしたメイドたちの本棚トークをのぞいてみましょう。紅茶にミルクを垂らし、卓上にはスコーンも追加されて、話が弾んできたようですよ。
サヤちゃんの本棚はどんな風かしら。
うう……なんだか恥ずかしいなぁ……。
あら、『十二国記』はホワイトハート版をそろえているのね。
出版社を変えて出されると気になりますよね。私、『空色勾玉』は福武書店、徳間書店、徳間ノベルス、中公文庫の4種類持っています。
装丁が変わったりすると、やっぱり手に入れたいし、増える一方の蔵書が悩ましいわね……。
この一画は講談社BOX?
いえ、ゲームです。
ああ! サヤちゃんの好きなゲームキャラのマスコットもたくさん並んでいますね! あっちにもこっちにも!
これでも、写真を撮るときにちょっと減らしたんですよ〜。
かっこいいポストカードの傍らに、夏目漱石や室生犀星が収まっているところにサヤちゃんの本棚だなぁ、と思いますよー。
そしてやっぱり奥と手前の二段組み。
一応、奥を高くして背が見えるようにしています。増えすぎたら定期的に整理しているんですけど、そのせいで、手放した本を「やっぱり欲しい!」と買い戻したこともあります。『獣の奏者』の2巻以降を待っていたのに、あんまり長く間が空いたからうっかり手放してしまったんですよー! しっかり買い戻しましたが!
私も断舎利した時に、電子書籍でそろえたものもあります。
レイラさんの電子書籍本棚がだんだんうらやましくなってきました……。
三人の本棚の共通点は絵本や児童書があったり、薄い本もあったり。
レイラさんとサヤちゃんの本棚は全く同じ作品もありましたね。
背を見て何の本が分かるって、なんだかうれしいですね。
私、二段になっている本棚が理想です!
今でも二段では?
いえ、棚ごと前後に列があって、スライドできる……。
ああ! あのスライドする感じ、かっこいいですね。
どうせなら、本棚がスライドした後に謎のボタンが現れて、押すと地下室への扉が開くといいのに……。
(そう……かしら?)
(そう……かな?)
ともあれ、頑丈な本棚がいいですね。
棚板のたわみにハラハラしますよね。
でもびっちり入った背の高い本棚に憧れます。壁一面が上から下まで本棚がきっちり! みたいなお部屋、素敵だわ。
それなら私は、本棚に囲まれたベッドがあればいいのにと思います。ヘッドボードにちょっぴり……ではなく、寝台を取り囲んでぐるりと!
眠る間際まで、本が選び放題ですか。いいですね!
天蓋つきの寝台なども、メイドの身としては憧れですけど、あの天蓋の柱が本棚だと、もっといいのに!
机周りの3方向を本棚が囲んでくれていると嬉しいわ。そんなお部屋が欲しいわね。
そして本棚は二段スライド式で!
二段式に本当に憧れているのねぇ。……いつか、各々の理想の本棚を構築したいですね!
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