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» 2014年01月20日 12時00分 UPDATE

電子書籍リーダー、米国のスペイン語書籍に爆発的売り上げをもたらす

米国における非英語圏のコンテンツ、例えばスペイン語のコンテンツをみるとその売り上げは伸びている。その理由としてハードウェアの普及も一役買っていることは間違いないだろう。

[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 スペイン語書籍を一般的な米国の都市や町で探すのは容易なことではない。英語で書かれたベストセラーを翻訳して売れ行きの悪い誤字脱字だらけのスペイン語版を制作する稚拙な試みの後、書店はスペイン語書籍への関心を失っている。

 スペイン語書籍が入手できても、価格はしばしば英語翻訳版の2倍あるいは3倍もする。時代は変わりつつあり、スペイン語の電子書籍とオーディオブックの売り上げは、電子書籍リーダーとタブレットの読書アプリの成長を起因として、劇的に増加している。

 ここ数年、スペイン語電子書籍の売り上げは3倍に成長した。これは第一に、入手できる書籍数が増加したためだ。2010年、世界のスペイン語の65万タイトルのうち、米国のオンライン書店で在庫されていたのは、たった1万タイトルだった。

 それが現在、Barnes & Nobleは6万5000タイトル、Amazonのスペイン語ページ――EBooks Kindle en Español――は7万タイトル以上のスペイン語電子書籍をそろえる。Amazonのスペイン語ページが立ち上がった2012年4月と比較するとラインアップ数は2倍以上となった。Amazonは最終売り上げが集計されれば、2013年の英語以外の言語の電子書籍の売り上げは40%以上の成長を見せると予測している。Amazonの子会社Audibleによると、2013年、スペイン語の書籍は売り上げの25%を占めたという。

 スペイン語書籍の売り上げは伸びているが、英語書籍と比較するといまだにかなり少なく、年間の売り上げが71億ドルに上る米国全体の出版領域の5%以下を占めるに過ぎない。

 スペイン語電子書籍の成長の理由は何だろうか。これはラテン系米国人がタブレットと電子書籍リーダー端末を加速的ペースで採用しているからだといえるかもしれない。Pew Research CenterのInternet & American Life Projectの最近の研究によると、2011年にそうしたデバイスを所有しているヒスパニックは20人に1人だったが、2012年にその数はほぼ5人に1人にまで増えている。

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