本大好き司書メイドの好感度を上げ、年に一度のデート権を得るべく繰り広げられるメイドたちのラブアタック。読書以外も楽しめるシャッツキステにふさわしい33冊目は、ツンデレメイド・レイラによるご紹介です。
ほんのわずかばかりの葉を残している街路樹の植えられたこの街の片隅に、メイドが営む私設図書館がありました。そこには書架を守る司書メイドがいます。
ほんわりおっとりした司書メイド・ミソノに、淡い思いを抱くメイドもいるようです。司書メイドの好感度を上げようと、今日もお気に入りの1冊を持って、書架にメイドがやってきます。
12月なって、街中が賑やかに飾り付けられてきましたねー。
そうですね。せっかくなので、今日はこの時期にオススメの、紙とペンがあれば簡単に遊べるパーティーゲームの本を紹介しようと思うの。
あら、さすが当館のボードゲーム部の部長さん。これからのクリスマス会や忘年会、新年会などで活躍しそうですね!
これはボードゲームの専門店「すごろくや」さんが出した、身の回りのものだけを使って皆で楽しめる、パーティーゲームの遊び方を30種類紹介した本なの。
3人から5人で遊べるもの、6人以上で遊べるもの、10人以上で遊べるものと、参加できる人数別に紹介されていて分かりやすいですし、身近なものを使ってできるのもうれしいですね。
紹介されているゲームの中には、「いっせーのせ」や「古今東西」を元にした「古今南北」などおなじみのゲームも紹介されているわよ。
どれも面白そうですが、レイラさんのオススメゲームはどれですか?
そうねぇ。うちのボードゲーム部は8人くらいで遊ぶことが多いから、「ワードウルフ」という一人だけお題を知らないうそつき狼役を探す、一風変わった連想ゲームで遊んだのだけれど、すごく盛り上がったわ。
お題を知らない人はほかの人の連想ワードをヒントにお題を予想して、自分も何かそれっぽい言葉を答えなければいけないのですね。スリルがあって楽しそう。
あとは、「たほいや」という辞書を使ったちょっと知的なゲームや「ウインクキラー」というウインクされたら死んじゃう推理サスペンスなゲーム、身体全体を使ったジェスチャーで与えられたお題を表現する「ハイ! ポーズ」とかも面白かったわ。
「ハイ! ポーズ」は遊ぶのにちょっとスペースが必要になりそうですが、遊んだ時の様子を写真に撮ったら思い出になりそうですね。
ゲームごとに対象年齢や所要時間の目安が書いてあるので、その日の集まりの趣旨に合わせて、どれを遊んだら楽しいか考えるのも面白いわよ。
遊ぼうと思ったらすぐできるものばかりだから良いですね〜。
あ、ちょうどあそこに暇そうにしているメイドが!
せっかくだから5分くらいで終わるゲームを遊んでみましょうか。
あらあらー。でも、そうですね。5分だけならちょっとくらい、いいですよね?
本への愛情、オススメの仕方が上手だとミソノの好感度アップ! それぞれミソノの心を占めている割合は……?
エリス:12% レイラ:35% サヤ:31%
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