これはポケミス? いやポケミス手帳です創刊60周年記念

早川書房の「ハヤカワ・ミステリ」が創刊60周年を記念し、同じ判型の「ポケミス手帳」を期間限定販売する。

» 2013年09月27日 17時20分 公開
[西尾泰三,eBook USER]
ポケミス手帳 ポケミス手帳(黒)

 「世界最高最大のミステリ・シリーズ」のコピーでも知られる早川書房の翻訳ミステリー叢書「ハヤカワ・ミステリ」(通称ポケミス)が創刊60周年を記念し、同じ判型の「ポケミス手帳」を期間限定販売する。

 ハヤカワ・ミステリは1953年9月にミッキー・スピレインの『大いなる殺人』を第1回作品として創刊。初期は江戸川乱歩さんなどが作品の選定、監修を担当。米国のペーパーバックを手本に「ポケット・ブック判」と呼ばれる独自サイズの判型(縦18.4センチ×横10.6センチ)を採用している。9月上旬にはハヤカワ・ミステリシリーズの累計発行部数が1922万部を突破したことが報じられていた。

 ポケミス手帳はハヤカワ・ミステリと同じ判型、用紙、小口塗り、ビニールカバーで、ハヤカワ・ミステリのデザイナーである水戸部功氏によるオリジナルデザイン。表紙は黒と赤の2種類が用意され、無地の192ページとなっている。

 販売は、ハヤカワ・オンライン(10月5日発売予定)のほか、ハヤカワ・ミステリ創刊60周年記念全点フェア開催店(10月上旬から順次)で行われる。価格は1050円。

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