部屋にあふれるライトノベルに女子力の危機を感じる20代女子。これじゃマズイと電子書籍に初挑戦。ライトノベルコーナーや気の利いた機能がたくさん用意されたBookLive!にメロメロです。
「だからさ、大ざっぱに言って――ラノベ読み過ぎじゃない?」
一足先にスマートな電子書籍生活を送っている誠侍さんが私にそんなことをいったのは、ある暑い日のこと。
大ざっぱどころかピンポイント過ぎる言葉は、三度の飯よりラノベ好きなわたしからすると限りなく事実。「典型的ラノベ」といえる構成とキャラで話題を呼んだ『涼宮ハルヒ』をはじめ、近年だと『這いよれ!ニャル子さん』『とある魔術の禁書目録』『ソードアート・オンライン』、直近ではテレビアニメでも放映された『犬とハサミは使いよう』『神さまのいない日曜日』『ハイスクールD×D』『ロウきゅーぶ!』『〈物語〉シリーズ』などなど……、「さぁ盛り上がって参りました!」と熱くなっているのは、猛暑のせいではありません。
ライトノベルというと男性読者が多いイメージですが、わたしは20代女子。「娯楽性」に重きを置いた現代の大衆小説にハマるのは性別関係なし(でしょ?)。ラノベにどっぷり浸かってはや5年。今回は、ライトノベルをこよなく愛するわたしが、電子書店“BookLive!”の紹介をさせていただくことになりました。
電子書籍と聞けば「何それおいしいの?」という印象しかなかった超ビギナーなわたしが、「電子書籍も意外にいいかも」と思うようになるまでを振り返ってみたいと思います。
本を読む――私の場合はラノベですが―――方ならお分かりいただけると思いますが、いつでもどこでも暇さえあれば貪るようにラノベを読みたい私。外出時にはカバンにラノベを忍ばせることもしょっちゅうですし、続きが読みたくなれば近くの書店に足を運び、ホクホクの笑顔で帰宅することも。
しかしここで本好きなら一度は通る悩ましい問題も。それが収納スペースです。10冊20冊ならともかく、マンガ同様、シリーズで刊行されることも多いラノベを読み出すと、あれよあれよと本が増えていき、部屋の中はちょっとした混沌に。
あふれ続ける紙本をどうにかしないと女子力がヤバい! という悩みに加え、最近もっと悩ましいのは、外でラノベを読んでいるとビシビシ感じる周りの好奇の視線。突き刺さる視線にいたたまれなくなり、そっと本を閉じることも。気恥ずかしさとでもいうのでしょうか。そんなストレスを感じることなくいつでもどこでも思う存分堪能したい、と思うのです。
そんな私を見かねて、誠侍が教えてくれたのが「電子書籍」という選択肢。「物理的なスペースを取らない」「スマートフォンやタブレットでいつでもどこでも読める」という、まさに悩みだったことを解決してくれる甘美な誘いです。
そして、お勧めの電子書店はBookLive!だといいます。それまで電子書籍を読んだことがなく、ライトノベル作品を数多く刊行している角川グループの電子書店『BOOK☆WALKER』の名前を知っている程度のわたしでしたが、そんなにいうならと、初の電子書店をBookLive!に決めてみました。
文芸や雑誌、写真集なども扱う総合電子書店「BookLive!」。わたしの心をわしづかみにしたのは、文芸やマンガと並べて「ラノベコーナー」を設置していること。コーナー内では、特集・ランキング(日間/週刊/月間、レーベル別)・新着などラノベ作品が並んでいます。BookLive!では毎週火曜・金曜に新刊が入荷されているようです。
さっそく、2014年のテレビアニメ化が発表された『のうりん』(GA文庫)を検索してみると、検索結果は0。「えっ? どういうこと?」と出鼻をくじかれますが、どうやらこれはBookLive!に限らず、電子版では出ていない、または紙から遅れて配信開始となる作品が多いからだとか。気を取り直して『這いよれ!ニャル子さん』を探してみると、既刊11巻に対し、10巻まで配信されていました。最新刊がまだ電子化されていないのはとても残念……。ただ、シリーズ作品(複数巻の作品)や作者ごとに新刊が配信開始となった際にメールで知らせてくれる「新刊通知」機能を使えば、買い逃しは減らせそうです。
作品の個別ページを見てみると、作者名、出版社名、ページ数などの基本的な情報はもちろん、読者のレビューや、紙の本の定価も書いてあり、購入前の参考になります。
購入した本は、スマートフォンやタブレットのBookLive!アプリから読むことができます。このほか、PCや専用端末「Lideo」などでも読むことができます。わたしの場合、家ではAndroidタブレット、外ではiPhoneで読んでいます。そんな時は「しおり同期機能」が便利なんです。外出時にiPhoneで途中まで読んだものを、自宅に帰ってタブレットで開くと……あら不思議。本を閉じた場所から読み進めることができるんです。
読書時は、端末や自分の好みに合わせて、文字サイズや行間を簡単に変更できるのも電子書籍ならでは。スマートフォンでも楽々読むことができます。分からない単語を辞書で引くことはもちろん、WikipediaやGoogleで検索することもできるので、小難しい単語が出てきてももう怖くありません。
置く場所を取らないことはとても魅力的ですが、果たして電子書籍の本棚ってどんな感じなのだろうと気になりますよね。BookLive!アプリの本棚機能は自分好みで本棚をカスタマイズできるんです。例えば、ラノベだけを並べた本棚や好きな絵師さんごとに本棚を作る、なんてことも。可能性は無限大です。
また、「これは!」と思ったのが、シリーズ作品(複数巻の作品)の見え方。書影が重なった状態で表示され、タップすると各巻が一覧表示されます。その一覧画面では、購入していない巻もお知らせしてくれるのです。
電子書籍で購入する際は、なるべく安く買いたいと思うのは筆者だけではないはず。そこで、お勧めなのは、ポイントサービスやキャンペーンの活用。こちらでも紹介していますが、話題作の1巻無料キャンペーンやポイント還元などが常に開催されていて、さらに、ポイント購入や、BookLive!独自の会員ランク制度(サンクスプレミアムクラブ)を利用すれば、お得に本が買えてしまうのです。
ということで、BookLive!をフル活用してスタートした電子書籍生活。唯一の不満は、「最新刊が電子化されていない」ことや、「そもそも作品が電子化されていない」こと。だって、最新刊は発売日に読みたいじゃないですか!
それを除けば、スマートな電子書籍ライフと言えそうです。スマホやタブレットを片手にラノベを読めば、周りからの視線も気にしなくていいので、いつでもどこでも趣味に没頭できる。欲望のままにラノベを買っていっても部屋は混沌としないので、女子力もどうにかキープ。電子書籍って、意外にいいですね。
それでは最後に、BookLive!の古橋からBookLive!の特徴をまとめさせていただきます!
などなど、ラノベ好きの方はもちろん、そうでない方にもおすすめの電子書店です。
そして、欲しい本が電子化されていない場合は「電子化リクエスト機能」がおすすめです! BookLive!では、みなさんの電子化リクエストを募集しています。20票以上のリクエストが集まった作品からBookLive!が出版社に電子化の交渉を行います。
それでは、みなさまのご来店をお待ちしております!
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提供:株式会社BookLive
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia eBook USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年9月30日