2013年本屋大賞ノミネート作品が決定

書店員が一番売りたい作品を選ぶ「本屋大賞」の2013年ノミネート作品が決定した。

» 2013年01月21日 14時15分 公開
[西尾泰三,ITmedia]
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 新刊書の書店(オンライン書店含む)で働く書店員が一番売りたい小説を選ぶ「本屋大賞」の2013年ノミネート作品が決定した。

 全国463書店の書店員598名による一次投票を経てノミネートされた作品は以下の11作品。今回は投票結果で10位が同点となったため、11作品がノミネートされた。このうち『屍者の帝国』『晴天の迷いクジラ』『楽園のカンヴァス』『64(ロクヨン)』『百年法』『光圀伝』は電子書籍でも配信されている(作品によっては配信されていない電子書店もある)。

作品名 著者/出版社
海賊とよばれた男 百田尚樹/講談社
きみはいい子 中脇初枝/ポプラ社
屍者の帝国 伊藤計劃、円城塔/河出書房新社
晴天の迷いクジラ 窪美澄/新潮社
世界から猫が消えたなら 川村元気/マガジンハウス
ソロモンの偽証 宮部みゆき/新潮社
百年法 山田宗樹/角川書店
ふくわらい 西加奈子/朝日新聞出版
光圀伝 冲方丁/角川書店
楽園のカンヴァス 原田マハ/新潮社
64 横山秀夫/文藝春秋
2013年本屋大賞ノミネート作品(五十音順)

 2012年は辞書編集部を舞台にした三浦しをんの『舟を編む』が大賞を受賞。2013年本屋大賞の最終結果発表は4月9日の予定。

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