BookLive!と三省堂書店のソーシャル本棚「読むコレ」がサービスイン

「電子書籍ストア」と「リアル書店」の購買情報を一元管理し、自分の本棚を作ることができるソーシャル本棚サービス「読むコレ」がサービスインした。

» 2012年04月02日 17時30分 公開
[西尾泰三,ITmedia]
読むコレ 読むコレ。写真は本棚画面

 BookLiveと三省堂書店は4月2日、4月上旬に開始予定としていたソーシャル本棚サービス「読むコレ」をサービスインした。

 同サービスは、「電子書籍ストア」と「リアル書店」を連携させようと2011年12月に事業提携を果たしている両社による施策の第一弾に当たるもの。BookLive!と三省堂書店のクラブ三省堂のIDをひも付けることで、電子書籍と紙書籍の購買情報をWeb上で一元管理できるほか、本棚を作って本を整理したり、読み終わった本のレビューを書いたりできる。読むコレ上で気になる作品を見つけた場合は、電子書籍と紙書籍の購入導線も用意されており、電子書籍の購入はBookLive!サイトへ、紙の本はe-honサイトへそれぞれ誘導される。

 またIDの連携に伴い、ポイントの連携も開始された。IDのひも付けが行われていれば、BookLive!で購入した書籍の価格の1%がクラブ三省堂ポイントとして付与される。このポイントは全国の三省堂書店で利用できる専用の商品券に交換できる。BookLive!の月額ポイントコースでボーナスポイントが得られるコースを利用し、ポイントバック対象となっている作品を購入、クラブ三省堂ポイントも得る、というお得な買い方などが考えられる。

 次のアップデート(6月ごろ予定)では、手動での蔵書登録や、読書データの閲覧への対応、TwitterやFacebookのアカウントでの利用が可能になる予定で、スピード感を持ってこのサービスを拡張していく考えだ。

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