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» 2011年08月29日 16時29分 UPDATE

セルシス、第3四半期は減収減益――スマートフォンへのシフトに課題

セルシスの2011年10月期第3四半期の非連結業績が減収減益となった。同社の「BS Reader」を導入するサイト数が減少傾向にあるなど、スマートフォンへのシフトに課題を残している。

[西尾泰三,ITmedia]

 セルシスは8月26日、2011年10月期第3四半期の非連結業績(累計)を発表した。売上高は前年同期比で6.4%減の18億400万円で、営業利益は前年同期比58.2%減の1億4500万円と減収減益となった。

 事業の中心となる電子書籍サポート事業の売上高は前年同期比5.9%減の約14億2800万円。スマートフォンが全携帯電話の出荷台数の4割以上を占めるようになるなど、フィーチャーフォンからスマートフォンへのシフトが急速に進む中、同社のフィーチャーフォン向け総合電子書籍ビューワ「BS Reader」を導入するサイト数は減少傾向にあり、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの主要3キャリアの合計で前年同月比2.5%減の1048サイトとなった。

 第3四半期にAndroid端末向けの電子書籍ストアソリューション「Smart×Comic」の提供を開始したほか、電子コミックの海外配信を支援する「MCS」を開発したが、スマートフォン向けコンテンツ市場は、課金システムなどのビジネス環境がフィーチャーフォン並みには整っていないことなどもあり、収益が伸び悩んだ。ただし、ComicStudioなどの制作ソフトウェアの販売は前年同期比で9.1%増の3億7560万円となっている。

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