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eBook Girlsがお届けする:主要電子書籍ストア徹底比較 2011夏 (1/2)

2010年の"電子書籍元年”を経て数多く立ち上がった電子書籍ストア。ここでは、eBook USERのコンテンツナビゲーションを担当する本紹5姉妹「eBookGirls」のコメントも交えながら、乱立する電子書籍ストアの中から主要なストアを紹介していく。

[ITmedia]
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 2010年以降に数多く立ち上がった電子書籍ストア。どの電子書籍ストアも同じように感じている人も少なくないだろう。しかし、細かくみていくと、ラインアップも少しずつ異なり、特徴的な機能などが用意されていることもある。

 ここでは、eBook USERのコンテンツナビゲーションを担当する本紹5姉妹「eBookGirls」のコメントも交えながら、乱立する電子書籍ストアの中から主要なストアを紹介していく。

TSUTAYA GALAPAGOS

TSUTAYA GALAPAGOS TSUTAYA GALAPAGOS(PCサイト)

 「TSUTAYA GALAPAGOS」はシャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の合弁会社により運営されているコンテンツストアで、シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」の発売に合わせる形で2010年12月にオープンした。電子書籍だけでなく、XMDFの表現力を生かして動画を埋め込んだ作品など販売も一部で開始されている。

 コンテンツはダウンロード型で、専用ビューワで閲覧する。ファイルフォーマットはXMDF。2011年6月24日時点のラインアップは書籍が2万7213点、雑誌が359点。日本経済新聞やMainichi Times、ビジネス雑誌が自動配信される自動定期配信サービスを提供しているのが特長。購入代金に応じてCCCが展開するポイントサービス「Tポイント」が付与される(100円につき1ポイント)。

 シャープによるとTSUTAYA GALAPAGOSを利用するユーザーのボリュームゾーンは40代。当初はGALAPAGOSでのみ利用可能だったが、これを若年層にも拡大するため、2011年3月にシャープ製のAndroid搭載スマートフォン向けのストアアプリ「GALAPAGOS App for Smartphone」をリリース。その後、6月に入ってシャープ以外のAndroid搭載スマートフォンからも利用可能になった。iOSには未対応。

 同一のユーザーIDで最大3台までの端末で閲覧できるが、メディアタブレット以外では購入・閲覧できないタイトルも存在する。また、定期購読の配信先は1台に限定される。


saori_posi.png 長女、本紹沙織(22)

日本経済新聞の自動定期配信は悪くないね。わたしも社会人になってから新聞読みたい気持ちが少しあるんだよね。ビジネスマンなどには支持されそう。


misaki_nega.png 次女、本紹美咲(20)

そもそもお姉ちゃんAndroidを搭載する端末持ってなかったんじゃ? iPadじゃ読めないんだよ。



aoi_nega.png 三女、本紹 葵(18)

歴史物や時代小説が意外に充実してるのはうれしいけど、わたしが持ってるAndroidタブレットではGALAPAGOS App for Smartphoneが動かない。無念……。


Reader Store

Reader Store Reader Store

 「Reader Store」は、ソニーの電子書籍専用端末「Reader」の発売に合わせ、2010年12月にオープンしたソニーマーケティングが運営する電子書籍ストア。

 コンテンツはダウンロード型で、基本的にはReaderでの閲覧が想定されている。ファイルフォーマットはXMDFと.book。Reader自体はEPUBなどの表示にも対応している。

 2011年6月24日時点のラインアップは書籍が1万7298点、コミックが5701点。先日、.book形式を新たにサポートに加えたことで、講談社作品を中心にコミックのラインアップを大幅に拡充した。

 コンテンツの決済方法はクレジットカードのほか、Reader Storeのユーザー登録に必要なMySonyIDの会員ステータスが「メンバー」以上であればソニーポイントも利用可能。


aya_posi.png 五女、本紹 綾(15)

最近漫画が急に増えたそうね。漫画好きのわたしには超うれしいんだけど!


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でも専用端末をわざわざ持つのはちょっと腰が引けない?



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ソニーから今後登場するタブレットなどにはReaderのAndroidアプリが用意されるそうよ。電子ペーパーを採用したReaderもいいけど、タブレットまで待つのもいいかもしれないわね。


honto

honto honto

 「honto」は、大日本印刷、NTTドコモ、丸善CHIホールディングスの共同出資会社であるトゥ・ディファクトが運営する電子書籍ストア。オープンは2011年1月。大日本印刷とNTTドコモというそれぞれの業界を代表するガリバー企業が手を組んで展開しているため、一挙手一投足に注目が集める電子書籍ストアでもある。

 ラインアップ数は明示されていないが、2万数千点と推測され、大部分が活字もの。コミックは約2000点。コンテンツのファイルフォーマットはXMDFと.book。このほか、一部作品はDIVFというコンテンツタイプで提供されている。対応デバイスからするとiOS向けの配信形態と考えられるが、DIVFについては特に説明がない。

 各作品の詳細ページには、対応デバイスがアイコンで表示されている。漫画のカテゴリにおいてドットブック(.book)形式で配信されるタイトルはストリーミング形式で提供されるが、それ以外はローカルにファイルをダウンロードできる。

 iOS向けには漫画用と活字もの用にそれぞれビューワを分け、「honto BOOK」「honto COMIC」として提供しており、Android向けには2つが統合されたビューワ「BOOKストア 2Dfacto」を用意している。

 なお、hontoでは1つの会員ID(メールアドレス)につき1台のみ端末登録が行える(追記:6月30日に3台まで拡張)。ほかの端末から利用する際には端末解除-端末登録といった手順を踏む必要があるので、実質的には複数のモバイルデバイスで同期を取りながら読書するスタイルは想定されていない。家ではタブレット、外ではスマートフォンをメインに使うような場合は少し注意が必要だ。


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だいたいどこのストアも購入した電子書籍のダウンロード期間は1年に設定されているんですね。で、ダウンロード期間を過ぎても、デバイスにダウンロード済みの本は引き続き読むことができると。


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1つの会員IDにつき1台のみ端末登録というのがちょっと厳しい印象だけど、今後改善されるのかな……と思っていたら6月30日に3台まで端末登録が可能になったのね。


BookLive!

BookLive! BookLive!

 「BookLive!」は、大日本印刷と勢力を二分する凸版印刷とインテル、およびビットウェイが2011年2月に立ち上げた電子書籍ストア。PC(Windows)およびAndroid向けに専用のビューワアプリ「BookLive! Reader」を提供しており、iOSはサポートしていない。

 コンテンツの提供形態はアプリ内に閉じたダウンロード型で、6月29日時点のラインアップは約1万6000タイトル、約2万5000冊。全体の約82%が活字もの、約16%を漫画が占める。ビューワアプリは複数のファイルフォーマットに対応していると発表されているが、ユーザーがそれを意識することはない。

 購入した作品は、PCとAndroid合わせて最大3台までの端末で閲覧できる。ただし、利用端末の解除は、解除する端末からしか行えないので、端末の買い換え時などに多少の留意点があるので注意したい。

 後述するeBookJapan同様、1ポイント=1円として利用できるポイント制度を用意している。コンテンツ代金の支払いは基本的にクレジットカードだが、ポイントをWebMoneyまたはBitCashで購入して利用することもできる。


nodoka_posi.png 四女、本紹のどか(16)

全体の割合からすれば官能小説、ボーイズラブ、ハーレクインのジャンルがかなり充実してて胸が熱くなりますね。


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のどかボーイズラブ好きだもんね……。でもBookLive!は比較的後発ということもあってキャンペーンなどにも積極的で、かなりイケイケな感じだね。


Kinoppy

 「Kinoppy」は、書店の雄、紀伊國屋書店が2011年6月に本格的に開始した電子書籍ストアサービスのアプリとしてiOS版、Android版が用意されている。紀伊國屋書店の電子書籍販売サービス「BookWebPlus」と、紙の本を販売するネット通販サービス「BookWeb」を透過的に利用可能なハイブリッド型のサービスを提供している。

 電子書籍コンテンツの提供形態はダウンロード型で、ファイルフォーマットは.bookまたはXMDF。現在電子書籍の取り扱いは和書のみで、洋書、コミック、雑誌は取り扱っていない。6月29日時点で、BookWebの電子書籍カテゴリのラインアップは3488点とややさみしいが、紙の和書/洋書も含めれば約1000万タイトルを扱っているので、何らかの形で本を手に入れることができるだろう。また、Kinokuniya Pointというポイントサービスを導入している。コンテンツ代金の支払いはAndroidアプリからはクレジットカードのほか、Kinokuniya Point、紀伊國屋書店ギフトカードが利用可能で、iOSアプリからはAppleの課金方式を利用して購入できる。


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本好きなら紀伊國屋は外せないでしょ。紙と電子を問わずに注文できるのはなかなかいいわね。hontoも同じようなビジョンを持っているはずだけど、一歩リードしている感じがあるんだよね。


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マルチプラットフォームに対応しているのはいいけど、iOSとAndroid間でコンテンツの融通ができない場合があるから、この辺りは何とかしてほしいですね。ところでお姉ちゃん、この辺りで各ストアのデータをまとめてみたよ。


電子書籍ストア ラインアップ 対応デバイス 台数制限
書籍系 コミック系 PC Mac 専用端末 iOS Android
TSUTAYA GALAPAGOS 約2万7000点 約680点 ○(GALAPAGOS) 3
Reader Store 約1万7300点 約5700点 ○(Reader) 5
honto 2万数千点(推定) 約2000点(推定) ○(SH-07C) 1
BookLive! 1万6148タイトル(約2万4000点) 約2600タイトル 3
Kinoppy
(BookWebPlus)
約3500点(電子書籍のみ) 現時点で取り扱いなし
主要電子書籍ストアのラインアップと対応デバイス

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ありがとう。こうしてみてみると、どのストアにも一長一短があるね。後はタイトル数と作品数の違いがありそうだから、注意しないと。



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お姉ちゃん、綾は活字ものより、漫画をもっと読みたいのです。次のページでは綾が中心になってコミックを中心に扱う電子書籍ストアなども紹介するね。









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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia eBook USER 編集部/掲載内容有効期限:2011年7月29日