米出版業界の調査団体であるBook Industry Study Groupが調査した米国内の電子書籍ユーザー動向によると、ヘビーユーザーの3分の2が電子書籍生活に完全移行したという。
米出版業界の調査団体であるBook Industry Study Group(BISG)は4月28日(現地時間)、米国内の電子書籍ユーザー動向を調査したレポート「Consumer Attitudes Toward E-Book Reading」の最新版を発売した。
同レポートは、現地書誌データベース大手の米Bowkerと協力として6万5000名の調査対象者リストから750名の電子書籍ユーザーを抽出、詳細なアンケート調査を行なったもの。目立った結果として、BISGでは「750名の3分の2近くが電子書籍生活に完全移行したと証言している」とし、米国内のヘビーユーザーたちの紙書籍から電子書籍への移行が想像以上に加速していることが分かる内容となっている。
「Consumer Attitudes Toward E-Book Reading」はセクション別で販売されており、結論セクション単体での価格は1500ドル(約12万円)。
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