仙台を舞台に7人の少女がアイドルを目指すアニメ『Wake Up, Girls!』。大きな話題を集める本作の登場人物、久海菜々美役を演じている山下七海さんの握手会イベントが開催されました。
2014年1月から、劇場版とテレビシリーズが人気となったアニメ『Wake Up, Girls!』(以下、WUG)は、仙台を舞台に7人の少女がアイドルを目指す物語です。
『らき☆すた』などで多くの人気アニメ作品を手掛けた山本寛さんが監督を務め、2000人のオーディションから選ばれた7人の声優がキャストを演じ、イベントを開催するなど、現実とアニメの境界を越える新しい形のアイドルアニメとして、大きな話題を集めています。
こうした中で、本作で久海菜々美役を演じている山下七海さんの握手会イベントが、6月21日に「アニメガ新宿アルタ店」で開催されました。今回は、多くのWUGファンが詰めかけた握手会の様子と、山下さんのインタビューをお届けします!
イベントに先立って、関連作品の購入者に参加券が配布されており、当日はWUGを応援する多くのファンが詰めかけました。
握手会では、一人一人のファンが山下さんと握手を交わしながら、アニメの感想や夏に予定されているライブツアーへの期待など、それぞれの思いのこもった応援のメッセージを伝えていました。
店員さんのようなエプロン姿の山下さんも、終始嬉しそうな表情でファンとの交流のひとときを楽しんでおり、和やかな雰囲気のイベントとなりました。
さらに、山下さんにはテレビアニメへの思い入れや、今後に向けての抱負をインタビューで語ってもらいました。
―― 山下さんの演じた久海菜々美というキャラクターは、どんな女の子ですか?
山下 菜々美は、自分でこうすると決めたことは、ズバっと迷いなく言っちゃうような強さをもった女の子です。演じているわたしも、自分の演技に迷いがないよう、はっきりとしたセリフの言い方になるよう、意識して演じていました
―― 演じていて、特に印象に残ったアニメのシーンはありますか?
山下 Wake Up, Girls!のメンバー全員で藍里を連れ戻しに行くシーンが一番印象に残っています。ゲームセンターでむすび丸を必死にとろうとするところで、菜々美が初めて自分の本当の気持ちを表現できた場面だと思います
―― メンバーの皆さんとの収録は、どんな雰囲気でしたか?
山下 最初のうちは、みんなガチガチで、あまり会話も弾まなかったです(笑)。 でも、最終回に近づくにつれて、慣れてきたこともあって、空気が柔らかくなってきました。休憩中にも、それぞれの地元のトークとか、方言ネタとか、プライベートの話もたくさんするようになって。収録にいくのがどんどん楽しくなっていきました。
―― 山下さんのプライベートについてですが、最近何かハマっていることはありますか?
山下 足のマッサージにはまっています! 収録で一日立ちっぱなしだったりとか、ダンスの練習があったりで、結構足が疲れちゃうことが多いんですけど。クリームをつけて足をマッサージすると、リラックスもできるし、疲れもとれちゃうので、けっこうハマっています(笑)。
―― それでは最後に、山下さんのこれからの抱負と、ファンの方へのメッセージをお願いします
山下 WUGとしての活動では、これから夏のツアーが始まります。メンバーみんなの心を1つにして、絶対いいステージにしたい、という思いがあるので、仲良しは仲良しでも、実力や演技、技術に関してもみんなで1つになれるように頑張りたいです。
山下七海という1人の声優としては、自分の声を生かした演技がしたいと思っています。わたし自身がすごく緊張しやすいタイプなので、誰かが緊張しているときとか、しんどい思いをしているときに、わたしの声を聞いたらそういう緊張がフワッと軽くなるような、そんな声優になっていきたいと思っています。
久海菜々美ちゃんもずっと愛し続けていただきたいですが、ぜひ、山下七海というキャラクターも、愛していただけたら嬉しいです!
―― ありがとうございます。これからも応援しています!
夏のファーストライブツアーに向けて、さらなる盛り上がりをみせる『Wake Up, Girls!』と、山下七海さんの活躍に、これからも目が離せません。
★「Wake Up, Girls! 1st Live Tour 『素人臭くてごめんね!』」
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