ランニング中に読書を――Read-n-Run

トレッドミルを走っているときでも普段通りの読書がしたい――そんな声に応えるユニークなデバイスが「Read-n-Run」だ。

» 2013年10月07日 13時27分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
Good E-Reader

 ニューヨークに拠点を置くWeartronsがトレッドミルで走っているときのように読書が難しいタイミングでも読書を続けられるユニークなデバイスを開発した。

 「Read-n-Run」という名の小型クリップオンデバイスは頭部と目の動きを追跡するようにデザインされており、電子書籍のテキストを頭部の動きにシンクロさせて微妙に動かすことで、テキストは常に静止しているように見えるというものだ。ユーザーがページの最後まで読み終わると、ディスプレイのどこかを1回タップすれば次のページへ移動し、2回タップすれば前のページへ戻る。

 「Read-n-Runは多くの人に関係があり解決方法がないと思われていた問題にエレガントなソリューションを提供しています」とWeatronsの共同創業者、プラヴィーン・エラク氏は話す。「Dragon Innovationのプラットフォームを利用して立ち上げを行います。なぜなら、彼らの電子製品の大量生産に関する深い経験と実際の知識が第二次・三次・四次の受注関連の問題をわれわれに認識させ、それに対応する助けになるからです。それはトライアンドエラーを繰り返さなければ学べないことで、われわれにはその余裕がありません」。

 Read-n-RunはiOSとAndroidに対応しており、55ドルで購入できるが、先着50名まで特別価格の40ドルで提供される。出荷は2014年1月ごろになる予定だ。また、メーカー側はジムでの利用に適した読書サポートデバイスとして宣伝することに熱心だが、これは悪路を日常的に行き来する人にとっても有益かもしれない。ユーザーがRead-n-Runを襟にクリップどめしておけば、読書継続の妨げになるものはない。

rnr from Weartrons on Vimeo.

Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.

(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。