往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、Amazonの「Kindle Fire」ファミリーの中でもっとも大きな8.9インチの画面を持つ「Kindle Fire HD 8.9」を取り上げる。
Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」ファミリーの中でもっとも大きな8.9インチの画面を持つモデル。名称から分かるように「Kindle Fire HD」の大画面版という位置付けで、画面の左右に配置されたデュアルドライバスピーカーや、無線LANのデュアルアンテナの搭載、横向きでの使用を前提としたボディデザインなどは、7インチ版のKindle Fire HDの仕様を踏襲している。画面は1920×1200ドット(254ppi)の高解像度パネルを採用しており、高精細な表示が可能。
Kindleストアで購入した電子書籍の閲覧のほか、Amazon MP3ストアで購入した音楽や、Amazon Android アプリストアからダウンロードしたアプリやゲームが利用できる。またこれらデータの購入だけにとどまらず、Amazon.co.jpでの買い物にも対応するなど、Amazonが提供するサービス全般をシームレスに利用できるよう設計されている。なお動画については、同社の動画配信サービス「Amazon Instant Video」が国内でサービスインしておらず、利用できない。
ページめくりや各種メニューの操作はすべてタッチで行う。カメラはインのみでアウトカメラは非搭載。容量は16/32Gバイトの2種類が用意される。ラインアップはWi-Fiモデルのみで、海外で発表されているLTEモデルは国内では未発表。
メーカー | Amazon |
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国内発売時期 | 2013年3月 |
発売時価格 | 2万4800円(16Gバイトモデル)、2万9800円(32Gバイトモデル) |
専用/汎用 | 汎用 |
OS | 独自(Androidベース) |
OSバージョン | 8.4.1 |
サイズ(※最厚部) | 164(幅)×240(奥行き)×8.8(高さ)ミリ |
重量 | 約567グラム |
解像度 | 1200×1920ドット |
ディスプレイ | 液晶 |
カラー/白黒 | カラー |
画面サイズ | 8.9インチ |
通信方式 | 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | あり(A2DP) |
内蔵ストレージ | 16Gバイト(ユーザー利用可能領域は12.7Gバイト)、32Gバイト(ユーザー利用可能領域は27.1Gバイト) |
メモリカードスロット | なし |
バッテリ持続時間(メーカー公称値) | 10時間(無線LANオン) |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | Kindle (AZW3), KF8, TXT, PDF, 保護されていないMOBI、PRC、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、HTML5、CSS3 |
コネクタ | USB(microB) |
電子書籍ストア | Kindleストア |
その他 | 海外での発売は2012年9月 |
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