往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」ファミリーの上位モデル「Kindle Fire HD」を取り上げる。
Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」ファミリーの上位モデル。ローエンドモデルの「Kindle Fire」と同じ7インチスクリーンながら、HD解像度(800×1280ドット)のパネルを採用するほか、画面の左右に分かれて配置されたデュアルドライバスピーカーや、無線LANのデュアルアンテナを搭載するなど、ハイエンドな仕様が特徴となっている。
Kindleストアで購入した電子書籍の閲覧のほか、Amazon MP3ストアで購入した音楽や、Amazon Android アプリストアからダウンロードしたアプリやゲームが利用できる。またこれらデータの購入だけにとどまらず、Amazon.co.jpでの買い物にも対応するなど、Amazonが提供するサービス全般をシームレスに利用できるよう設計されている。なお動画については、同社の動画配信サービス「Amazon Instant Video」が国内でサービスインしておらず、利用できない。
ページめくりや各種メニューの操作はすべてタッチで行う。ローエンドモデルの「Kindle Fire」に比べると、インカメラやBluetooth、さらに音量調整キーなども搭載されており、マルチメディア色が濃い端末となっている。ラインアップはWi-Fiモデルのみで、容量は16/32Gバイトの2種類が用意される。
メーカー | Amazon |
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国内発売時期 | 2012年12月 |
発売時価格 | 1万5800円(16Gバイトモデル)、1万9800円(32Gバイトモデル) |
専用/汎用 | 汎用 |
OS | 独自(Androidベース) |
OSバージョン | 7.2.3 |
サイズ(※最厚部) | 137(幅)×193(奥行き)×10.3(高さ)ミリ |
重量 | 約395グラム |
解像度 | 800×1280ドット |
ディスプレイ | 液晶 |
カラー/白黒 | カラー |
画面サイズ | 7インチ |
通信方式 | 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | あり(A2DP) |
内蔵ストレージ | 16Gバイト(ユーザー利用可能領域は12.6Gバイト)、32Gバイト(ユーザー利用可能領域は26.9Gバイト) |
メモリカードスロット | なし |
バッテリ持続時間(メーカー公称値) | 11時間(無線LANオン) |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | Kindle (AZW3), TXT, PDF, 保護されていないMOBI、PRC、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、HTML5、CSS3 |
コネクタ | USB(microB) |
電子書籍ストア | Kindleストア |
その他 | 海外での発売は2012年9月 |
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