往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」(第2世代モデル)を取り上げる。
Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」ファミリーのローエンドモデル。7インチカラー液晶を搭載しながら1万2800円という低価格が売り。前年に発売された同名モデルの後継に当たるため正確には第2世代モデルということになるが、日本国内で発売されるのは本モデルが初となるため、単に「Kindle Fire」と呼ばれることが多い。
Kindleストアで購入した電子書籍の閲覧のほか、Amazon MP3ストアで購入した音楽や、Amazon Android アプリストアからダウンロードしたアプリやゲームが利用できる。またこれらデータの購入だけにとどまらず、Amazon.co.jpでの買い物にも対応するなど、Amazonが提供するサービス全般をシームレスに利用できるよう設計されている。なお動画については、同社の動画配信サービス「Amazon Instant Video」が国内でサービスインしておらず、利用できない。
電源ボタンを除いて本体にはボタンがなく、ページめくりや各種メニューの操作はすべてタッチで行う。上位モデルのKindle Fire HDに比べると、インカメラ、Bluetooth、さらに音量調整キーが省かれているほか、画面解像度も低めであるなど、最低限の仕様に抑えられている。ラインアップはWi-Fiモデルのみ。
メーカー | Amazon |
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国内発売時期 | 2012年12月 |
発売時価格 | 1万2800円 |
専用/汎用 | 汎用 |
OS | 独自(Androidベース) |
OSバージョン | 10.3.1 |
サイズ(※最厚部) | 120(幅)×189(奥行き)×11.5(高さ)ミリ |
重量 | 約400グラム |
解像度 | 600×1024ドット |
ディスプレイ | 液晶 |
カラー/白黒 | カラー |
画面サイズ | 7インチ |
通信方式 | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | なし |
内蔵ストレージ | 8Gバイト(ユーザー利用可能領域は5.5Gバイト) |
メモリカードスロット | なし |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 8.5時間(無線LANオン) |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | Kindle (AZW3), TXT, PDF, 保護されていないMOBI、PRC、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、HTML5、CSS3 |
コネクタ | USB(microB) |
電子書籍ストア | Kindleストア |
その他 | 海外での発売は2012年9月 |
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