あの“なめこ”が真面目に文学? 「なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学」単行本化

『蜘蛛の糸』『たけくらべ』『斜陽』――珠玉の日本文学を“なめこ”で漫画化。電子書籍も出るみたいです。

» 2012年11月27日 08時00分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]
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Photo 「なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学」

 幻冬舎コミックスは、人気アプリ「おさわり探偵 なめこ栽培キット」シリーズとコラボした漫画『なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学』の単行本1巻を発売した。価格は紙の書籍版が650円。koboイーブックストアにて電子書籍版も販売しており、こちらは500円となっている。

 同作品は、人気アプリのキャラクターである各種のなめこが文学作品を登場人物を演じるコミックス作品だ。幻冬舎コミックスの「comicスピカ」で連載中の作品をまとめ、書き下ろし作品を加えて単行本化した。作者は小鳩まりさん。

 1巻には、連載作である芥川龍之介の『蜘蛛の糸』、樋口一葉の『たけくらべ』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』、太宰治の『斜陽』、紫式部の『源氏物語』、小泉八雲の『怪談 耳なし芳一のはなし』、梶井基次郎の『檸檬』、書き下ろし作である夏目漱石の『坊っちゃん』を収録している。

Photo 登場なめこ

 単行本発売を記念し、三省堂書店カルチャーステーション千葉店では複製原画展を開催。文教堂/アニメガ/JBOOK/有隣堂、そのほか全国の一部書店では特典ペーパーの配布も行う。

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