出版デジタル機構は、紀伊國屋書店に続きKoboへもコンテンツ供給を開始する。
楽天の子会社で電子書籍事業を手掛けるKoboは11月2日、出版デジタル機構との提携を発表、同機構からコンテンツの提供を受けることを発表した。出版デジタル機構が電子書店と提携するのは10月26日に発表された紀伊國屋書店についで2件目となる。
出版デジタル機構は、出版物の電子化支援を掲げこの4月に設立。経済産業省が進める「コンテンツ緊急電子化事業」(緊デジ)とも連携しながら、電子書籍制作と配信のサポートを軸に電子出版市場のインフラとなるべく活動しており、ファーストステップとして年度内に6万点の電子化を行う予定。
今回の提携で、koboイーブックストアでもそれらの電子化された作品の一部が供給されることになる。提供開始時期は明らかにされていない。
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