うわさ:Kindle Fire 2、5月に発売予定

9インチ版Kindle Fireが数カ月以内に登場しそうだとするうわさが持ち上がっている。

» 2012年02月21日 10時30分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
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 うわさが真実なら、新たなKindle Fireが登場しようとしている。現行のKindle Fireがいまだに輝きを放ち、デバイスが市場に登場してからわずか数カ月で、増え続ける新たな購入者を引き付け続けているタイミングでだ。現行の7インチ版Kindle Fireのアップグレードという可能性もあるが、Amazonは9インチ版Kindle Fireタブレットでまったく新しいセグメントにも熱心に参入したがっているようだ。新たなAmazonタブレットは部品が3月中に生産工場に届き、5月から7月ころの発売に向けて生産が行われるというリポートもすでに存在する。

 Amazonは9インチ版Kindle Fireの試みでもうけることに執心しており、製造コストを低く保つため低価格の部品を調達するのに成功してきたと考えられている。現行バージョンでそうであったように、新Kindle Fireの製造を行う際にどの部品を使用するのかOEM業者には決定させないだろう。さらに、Quantaのみではなく、Foxconnも新タブレットデバイスを製造する上での役割を果たすだろう。AmazonがKindle Fireを売り上げるごとに損失を出しているのは有名な話で、特にアプリと電子書籍の販売で損失を補填する必要がある。

 過去数カ月間に、幾つかのディスプレイサイズが新Kindle Fireと関連して話題に上ってきたが、実際に登場しそうなのは9インチ版デバイスのようだ。詳細はなぞに包まれているが、実際にタブレットが登場するまでに間違いなく多くのうわさや推測やリークが登場するだろう。注目しよう。

 ほかのKindle Fire関連のニュースで、タブレットは390万人の消費者が購入したと考えられており、これはAmazonが2011年第4四半期の業績を回復させつつ、マーケットの14%をコントロールするのに十分な数字だ。しかし、その実績により、AmazonはiPadよりもほかのAndroidタブレットにマイナスの影響を与えたかもしれない。これはほかのAndroidタブレットの売り上げが落ち込む一方、□Apple iPadは引き続きマーケットシェアの57%を握り首位に立っていることによる。しかし、iPadもKindle Fire発売以前のマーケットシェア64%からの落ち込みを経験している。9インチ版Kindle Fireが7インチ版のそれと同様に人気がでるかどうかはまだ分からない。



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