聖書、シェークスピアの次によく読まれているあの作品が電子書籍に

聖書、シェークスピアの次によく読まれているともいわれる“ミステリーの女王”の作品が電子書籍で読めるようになった。

» 2011年11月05日 23時15分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 85年の生涯で、100点近くの著作を遺し、聖書、シェークスピアの次によく読まれているともいわれる“ミステリーの女王”アガサ・クリスティー。100作以上に上る彼女の作品を網羅する早川書房の「クリスティー文庫」が電子書籍でも読めるようになった。

 これは、電子書籍共通配信プラットフォームを提供しているブックリスタが11月4日に発表したもの。まずは代表作のひとつ『そして誰もいなくなった』や、彼女の処女作でもある『スタイルズ荘の怪事件』など9作品に、『アガサ・クリスティー百科事典』を加えた計10作品が配信開始となった。今後、毎月10作品ずつ全100点が配信される予定。ブックリスタではReader Store、LISMO Book Store、Rabooで配信中としているが、BookLive!やhontoでも配信されていた。

 100冊の本を持ち歩くのは困難だが、電子書籍ならそれもたやすい。世界的に愛読され続ける良質なミステリーを電子書籍で堪能してみてはいかがだろう。

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