HPとDELL、Windows 8タブレットを発売予定

HPとDELLは2012年第3四半期にWindows 8ベースのタブレットPCを発売予定とした。価格競争に陥りつつあるAndroidタブレットとは異なる需要を作り出せるか。

» 2011年10月18日 12時00分 公開
[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
Good E-Reader

 HPDELLは2012年第3四半期にWindows 8ベースのタブレットPCを発売予定であることを認めた。Android領域での熾烈な競争が、両社の舵をその方向へ切らせようとしている。

 Android OSで稼働する199ドルのAmazon Kindle Fireが間もなく発売されるが、これが価格戦争の引き金になると考えられる。すでに多くのタブレットメーカーは在庫を削減し、2011年第4四半期の売り上げをマイナスに予測しているし、MotorolaもローコストのタブレットとしてXOOM Family Editionを発売しようとしている。

 電子読書の観点からすると、数多くのアプリケーションが選べるので、わたしはAndroidよりもWindows OSの方が好きだ。Kindle for PC、Kobo Desktop App、Sony Reader、Kobo Readerなど公式アプリケーションについては枚挙にいとまがない。Androidはよくできているが、Windows環境に慣れている人間からすると、Android向けのキラーアプリを求めるよりは、自分が毎日利用するメインアプリを自分のタブレットにインストールする方が有益なことが多い。

 DigitimesはASUS、Acer、Lenovoといった企業はOSのライセンスコストを低く保ちつつ、よりハイエンドのハードウェアを提供すべくAndroidプラットフォームに集中しているとレポートしている。特にLenovoはビジネス寄りの事柄により集中するためのタブレット製品を製造する傾向にあるが、IdeaPad Tablet A1のような一般消費者向け製品もいまだに製造している。

関連キーワード

Windows | Windows 8 | タブレットPC


Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.

(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。