Googleが創刊したオンライン季刊誌「Think Quarterly」とは

Googleは、オンラインマガジン形式のサービス「Think Quarterly」を開始した。

» 2011年03月24日 15時16分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 Googleは、オンラインマガジン形式のサービス「Think Quarterly」を開始した。

 英Googleのスタッフを中心に制作されたThink Quarterlyは、変化の激しい世の中で何が起こっているのか、また、なぜそのような動きにつながるのかをGoogleの視点から取り上げたもの。サイトの説明では「忙しい世の中で息をつける場所」だとしている。

 サイトの構造は大きく2つに分けられ、Flashを用いて誌面を模したオンラインマガジンと、それをWebでの閲覧に最適化したコンテンツが用意されている。情報、データ、知識を視覚的に表現した「インフォグラフィック」や大型の画像を多用して構成されており、コンテンツの執筆はGoogle内部の人間を中心に手掛けられている。

誌面を模したオンラインマガジンと、活字要素などを取り出してWebに最適化したコンテンツの2つを用意している。Youtubeの出版版、国内で言えば「パブー」に相当する「issuu.com」と連携している辺りも見逃せない

 創刊号のテーマは「データ」。GoogleをGoogleたらしめているデータに対する考え方が垣間見える内容となっており、オンラインマガジンでは62ページ相当のボリュームとなっている。

 今後、5月、7月、10月に刊行予定としており、Think Quarterlyからインスピレーションや洞察などを見つけ出してほしいと結んでいる。

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