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創刊110周年の『婦人画報』、7月号付録に創刊号の完全復刻版

本誌には「1905年の日本婦人」と題した創刊号の読み解き特集を掲載する。

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『婦人画報』7月号
『婦人画報』7月号

 創刊110周年を迎えるハースト婦人画報社は6月1日、同社の月刊誌『婦人画報』7月号の付録として1905年発刊の創刊号完全復刻版を付属する。価格は1204円(税別)。

 創刊号では、当時は門外不出とされた華族女学校(現:学習院女子中・高等科)の運動会の様子を巻頭グラビアで紹介。女性が学ぶことに対し「有害無益」という声が根強かった時代に、女性の自立や世界へ目を向けることを促すメッセージが数多く見られるという。

 併せて7月号本誌では「1905年の日本婦人」と題し、創刊号の読み解き特集を掲載。どのような女性像を理想とし、その理想像がどのようにグラビアに描かれているかを当時の社会背景などを織り交ぜながら解説していく。

PhotoPhoto 『婦人画報』創刊号

 また、ハースト婦人画報社では110周年記念企画として読者参加型のクラウドファンディング「つくろう!日本の手仕事の未来」プロジェクトを実施中で、第1弾としてスタートした日本最後の鏡師・山本晃久さんによる「世界最大・手作りの魔鏡」製作プロジェクトでは目標金額を達成し、6月に完成する予定だ。完成した魔鏡は京都で展示後、震災で社を失った岩手県陸前高田市の今泉天満宮に奉納されるという。

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