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» 2015年09月26日 06時00分 UPDATE

超演技派? AVスカウトマンたちが使う裏テクニック

[新刊JP]
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 AV女優に支払われるギャランティーの金額を知っているだろうか? モデルの容姿や可能プレイなどから決められる“ランク”にもよるが、企画女優で5〜10万円、単体女優で100万円、有望新人の場合は500万円以上になるケースもあるという。

 大金を手にできるのは何も出演する女性だけではない。AVに出演する女性を紹介した人にも「紹介料」という形で金が支払われることが多い。つまり、女性をAVに出演させて金を得ようとする輩も存在するのだ。

 業界に30年余も身を置くAV監督、村西とおる氏の『村西とおるのコワ〜いAV撮影現場の話』(宝島社/刊)には、村西氏が目の当たりにした、女性を意のままにAVに出演させる男たちのテクニックが暴露されている。

「俺の死ぬ瞬間を撮影してくれ!」超演技派の裏テクニック

超演技派? AVスカウトマンたちが使う裏テクニック

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 見るからに“その道の人間”という風体をした男が、若い女性を連れて村西氏の下にやってきた。女性をAVに出演させたいのかと思いきや、女性にそのつもりはない様子。すると男は、村西氏に驚くべき提案を始めたのだ。

 「監督さん、人間が死ぬ瞬間って撮ったことないでしょう。俺がレインボーブリッジの上からジャンプして飛び降りるから、それを撮ってもらえないですか? もし生きて無事帰れば、奇跡のジャンプで大成功、死んでも人間が死ぬ瞬間を撮れるわけだから、どっちにしても損のない話でしょう」。

 自殺する様子を撮影させるから作品にすればいいと、多額のギャラを要求してきたのだ。無論、村西氏は「人間の死の瞬間などに興味はない」ときっぱり断ったという。

 すると男は連れの若い女性に対して、「ごめんな。せっかく命懸けでカネを作って何とかしようとしたけど、監督さんに断られちゃったよ。許してくれ」と慰めるように接し始めたという。

 実はこの男はヤクザなどではなく、女を引っかけてはだまして金に換える“スケコマシ”。「組の金に手を付けてケジメを取らされる」という話をでっち上げて、先のような演技で女の同情を買い、AVに出演させる常習犯だったのだ。

 そして、この女性も例外ではなく、命を懸けて償おうとする彼の姿に心を打たれたのか、「私がAVに出て彼が手を付けてしまった組の金を穴埋めする」とAV出演を決めたという。

“楽に稼げるバイト”を紹介してオトす裏テクニック

 実態はAVプロダクションであっても、レベルの高い女性を所属させるためにモデル事務所を装って女性をハメようとする悪徳プロダクションが存在するという。当然モデルの仕事などは存在せず、金に困った所属タレントには、「20分で3万円のバイトがある」などと、“楽に稼げるバイト”として紹介するのだ。

 「僕の友だちにサラ金の店長がいるんだけど、今月は売上強化月間で、新規借り入れをしてくれる名義人を5人紹介してくれたら1人に月3万円払ってくれるんだ。協力してくれないか?」などと言葉巧みにだまし、30万円ほどの借り入れをさせる。借り入れた金は男に渡して、女性はそこから3万円を“バイト代”として受け取る。

 金を受け取った男は、「万が一何かあってもキミに迷惑をかけないように」と誠実をアピールし、借用書や免許証のコピーも渡すため、女性もすっかり信頼してしまう。しかし実際のところこの借用書は、後々警察に駆け込んで被害届を出されたときに、「民事の貸借関係」だったことを主張するための手段だ。

 数カ月後、女性の下にやってくるのは、サラ金からの督促の電話。借入額を尋ねると限度額いっぱいだという。「名義を貸しただけ」と思っていた女性は、多額の借金を背負わされて逃げ場がなくなりAV出演を決意するのだ。

 『村西とおるのコワ〜いAV撮影現場の話』には、AV界の巨匠・村西とおる氏の体験した、AV業界の闇や、リアルな撮影現場のエピソードなど30編余りが楽しめる。

(新刊JP編集部)

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