浦沢直樹が漫画家4人の仕事場に密着 NHKで「浦沢直樹の漫勉」9月オンエア

東村アキコ、藤田和日郎、浅野いにお、さいとう・たかをが登場。同じ漫画家としての視点から創作の秘密に切り込む。

[eBook USER]

　NHK Eテレで9月4日、『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』などで知られる漫画家・浦沢直樹さんが、毎週有名な漫画家の仕事場に密着し、同じ漫画家としての視点から創作の秘密に切り込む「浦沢直樹の漫勉」ファーストシーズンがスタートする。放送日は毎週金曜日の午後11時〜午後11時44分。

浦沢直樹さん

　初回9月4日は、東村アキコさんが初めて挑戦した歴史漫画『雪花の虎』の現場に密着し、その驚異の執筆スピードや制作スタイルに迫る。9月11日はテレビアニメが放送中の『うしおととら』の作者・藤田和日郎さんで、伝奇ロマン『黒博物館 ゴースト アンド レディ』の現場に潜入。下書きをほどんとしないままペンを入れる、藤田流スタイルに迫る。

　9月18日は浅野いにおさんの女子高生SF漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の現場に潜入し、デジタルとアナログを融合させた革新的な描き方を紹介。9月25日にはスタッフによる協業制を取り入れた先駆者・さいとう・たかをさんが47年間連載を続けている『ゴルゴ13』の制作現場へ潜入する。

　8月30日の午前1時35分〜午前2時34分（29日深夜）には、2014年11月に放送したパイロット版となるかわぐちかいじさん、山下和美さんの回を再放送する。セカンドシーズンは2016年3月を予定している。

上から東村アキコさん、藤田和日郎さん、浅野いにおさん、さいとう・たかをさん