巨匠たちのデビュー前後の作品や、島本和彦さん、平野耕太さんなどマンガ家8名による独自の描線や画面構成を原画・拡大パネルを使って紹介していく。
大分県立美術館で8月1日、マンガを「描く」「人に見せる」「たのしむ」というマンガの本質に迫った企画展「『描く!』マンガ展」が開幕した。会期は9月23日まで。
同展では、手塚治虫さんの『ブラック・ジャック』など、不朽の名作を生み出した巨匠たちの子ども時代やデビュー前後の貴重な作品を展示するほか、竹宮惠子さん、陸奥A子さん、諸星大二郎さん、島本和彦さん、平野耕太さん、PEACH-PITさんら8人の原画や拡大パネルなどから、独自の描線や画面構成の技術について紹介する。
このほか、アナログから最新デジタルまでマンガを「描く」ためのさまざまなツールが体験できるワークショップや、マンガ家によるトーショーも開催。9月6日のトークショーでは、パロディマンガで知られる田中圭一さんとマンガ評論家・伊藤剛さんが出品作家たちの描線、コマわり、構図、キャラについて語る。各ワークショップ・イベントの参加には、メールまたは往復はがきでの事前申し込み(期限は8月25日まで)が必要。
会場:大分県立美術館3階 展示室B(大分市寿町2番1号)
開催期間:8月1日〜9月23日
開館時間:午前10時〜午後7時、金曜日・土曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)、初日8月1日は午後12時開館
休展:9月1日
観覧料:一般・大学生800円、小中高生600円
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