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» 2015年07月27日 12時00分 UPDATE

電子書店完全ガイド:「楽天Kobo電子書籍ストア」を徹底解剖する (1/4)

eBook USERがお届けする国内主要電子書店の徹底レビュー。完全ガイド2015年の第5回目は「楽天Kobo電子書籍ストア」を紹介する。

[鷹野 凌,eBook USER]

 書店で紙の本を買うのと異なり、電子書籍はサービスなので、どこの電子書店を利用するかによってその後の読書体験が大きく異なります。

 「電子書店完全ガイド」は、国内主要電子書店を「ラインアップ」「探しやすさ」「買いやすさ」「保管しやすさ」「読みやすさ」の5項目について徹底解説します。

 2015年の第5回目は、「楽天Kobo電子書籍ストア powered by 楽天ブックス」です。旧サイト「楽天Koboイーブックストア」は2015年6月24日に閉鎖されれ、楽天ブックス内の楽天Kobo電子書籍ストアへ1本化されました。旧サイトを中心としたレビューは2012年がこちら2013年がこちらです。


楽天Kobo電子書籍ストア 楽天Kobo電子書籍ストア
ココが「○」
・紙と電子のハイブリッド型書店
・ラインアップが多く、セールも多い
・本が探しやすく予約にも対応
ココが「×」
・新規会員登録が住所まで必須で面倒
・試し読み非対応が多い
・デスクトップアプリはコレクションなどに非対応

本特集でのレビュー要素

  1. ラインアップ
  2. 本の探しやすさ
  3. 買いやすさ・保管しやすさ
  4. 読みやすさ・総括


ラインアップ

 楽天Kobo電子書籍ストアの総配信数は、230万1530点(2015年7月23日時点)。前回調査の全言語合計(2013年7月23日時点)から91万点ほど減っていますが、主要因は洋書(197万406点)です。日本語書籍の配信数は33万1124点と、前回の調査から18万859点増になっており、平均的な電子書店より多めです(☆+0.5)。

 この数字には楽天Koboライティングライフで個人出版された作品も含まれますが、混在しており調べる方法が見つかりません。また、出版社一覧は存在せず、有志による調査も終わってしまったため、細かな実態が分からなくなってしまいました。

 ジャンル別の配信数は以下のとおりです。1つの作品に対し複数ジャンルが振られている場合があるので、縦に合計しても総配信数とは合致しません。前回調査(旧サイト)とジャンル区分がかなり変わっているため表での比較は省きますが、「漫画(コミック)」「小説・エッセイ」「ライトノベル」辺りの伸びが著しいです。また、前回調査で”取り扱いがまだ少ない”と指摘した「雑誌」も、きっちりラインアップされるようになりました。

ジャンル 点数
漫画(コミック) 96006
小説・エッセイ 53008
ミステリー・サスペンス 8427
ライトノベル 12487
ビジネス・経済・就職 16565
人文・思想・社会 32907
ノンフィクション 7113
語学・学習参考書・資格 8040
科学・医学・技術 6508
PC・システム開発 3784
美容・暮らし・健康・料理 15497
ホビー・スポーツ・美術 11175
旅行・留学・アウトドア 3426
絵本・児童書 4030
エンターテインメント 30723
写真集 7212
ボーイズラブ・ティーンズラブ 17088
雑誌 7718
洋書 1961254
アダルト 24565

 また、「楽天ブックス(http://books.rakuten.co.jp/)」には紙の本が約300万点(ただし在庫がない可能性も)あり、電子版がない場合でも紙の本を選べるハイブリッド型総合書店になっています(☆+0.5)。なお、楽天ブックスと同じように紙と電子を同時に比較できるオンライン書店は、Amazon(Kindleストア)、紀伊國屋書店ウェブストア、honto、セブンネットショッピング、ヨドバシ.comなどがあります。

評点:☆4.0

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