全国の15歳以上の男女3743人が回答した。
人生のあらゆる「スッキリ」について調査・研究し発表する総合研究機関「Clorets スッキリ総研」は6月25日、「国民的スッキリ アニメ・マンガキャラクターランキング」を発表した。調査は、全国の15歳以上の男女3743人を対象に、インターネットを活用して2月27日〜3月4日の期間に実施。
総合ランキングで1位に輝いたのは、今秋新シリーズの放送が予定されている大人気作品「ルパン三世」シリーズの主人公・ルパン三世。2位には、先日「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認められた『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィが選ばれた。
年代別で見ると、20代・30代ではルフィが、40代〜60代ではルパン三世がポイントを集めたが、男女別では、いずれもルパン三世が1位となった。このほか、サザエさん(サザエさん)、江戸川コナン(名探偵コナン)、孫悟空(ドラゴンボール)、桜木花道(スラムダンク)などがランクインしている。
全世代を通して、「スッキリ」するキャラクターとして多くのポイントを集めた「ルパン三世」や「モンキー・D・ルフィ」、「江戸川コナン」などに共通していえることは、“常識”や“伝統的なモラル”から解放されたい“非常識願望”、つまり私たちの誰もが持っている“変身願望”を叶えてくれる満足感。その満足感が、人々の「スッキリ感」を引き出すのではないでしょうか。
また、人々がアニメやマンガのキャラクターに自分を投影し、「スッキリ」する、と感じる方向性には、キャラクターの破天荒な行動に共感する「破天荒型スッキリ」と、キャラクターが悪に打ち勝つ姿に共感する「正義型スッキリ」の2つがあるように思います。
「破天荒型スッキリ」の人は、自分への不満からくるストレスをキャラクターに投影し解消するタイプ。一方、「正義型スッキリ」の人は、世の中への不満からくるストレスをキャラクターに投影し解消するタイプ、といったところでしょうか。――ストレスマネジメント専門家・今井功さんの見解
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