5月27日にコンビニ向けに発売された『ブレイクダウン』上下巻の内容の一部が省かれていたことで、リイド社側がさいとう・たかをさんに謝罪していた。
『ゴルゴ13』などで知られるさいとう・たかをさんの著書で、5月27日にコンビニ向けに発売された『ブレイクダウン』上下巻の内容の一部が省かれていたことについて、発売元のリイド社が謝罪。さいとうさんとの相談の上、割愛された個所をリイド社のWebサイトで6月16日に無料公開した。割愛された個所は、『ブレイクダウン』(SPコミックス)の第3巻すべてと、第4巻の途中まで。
同社は1960年創業のさいとう・プロダクションの出版事業部として発足。出版事業部が解消されたことを受け1974年にリイド社として創業した。さいとうさんの兄・斎藤發司さんが代表取締役社長を務め、さいとうさんは取締役に就いている
「ブレイクダウン」は、1995年〜1997年に掛けて『リイドコミック』で連載されていた作品。20世紀末、小惑星が衝突した世界を舞台に主人公の大友海里を中心とした人々の生死を描いている。
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