最近、心が折れそうになったことはありますか? あるいは、折れないまでも、もっともっと自分を勇気づけてあげたいと思うことはありませんか?
仕事で理不尽に怒られたり、頑張って取り組んだことがまったく成果に結びつかなかったり、恋人や友達との関係がうまくいっていなかったり……こんなことが続くと、誰でも落ち込みます。前向きな気持ちでいられるように、何とか自分を励ましたいものです。
こんなとき、自分の状態にフィットするような名言や金言に出会うと、気持ちが前向きになったりしますよね。『必ず出会える! 人生を変える言葉2000』(西東社編集部/編、西東社/刊)には、古今東西の偉人や有名人の言葉の数々が掲載され、落ち込んだ気持ちを励まし、勇気を与える応援歌になってくれます。
当然かもしれませんが、やはり作家や詩人の言葉には力があります。
そんな中、原稿を紛失してしまった編集者に言ったとされる、故・赤塚不二夫氏の「まだ少し時間がある。呑みに行こう」は、優しさが滲み出た、思わずグッとくる名言。高橋尚子など数々の名ランナーを育てた小出義雄氏の「牛乳を飲む人より、牛乳を配る人のほうがよっぽど丈夫だ」も、日の当たらないところで懸命に努力する人へのまなざしが感じられます。
自分を奮い立たせるために、友達や家族を励ますために、言葉の力は偉大です。新生活がはじまったり、異動があったりと変化の大きい4月を前に、どんなことがあっても前向きでいられる心を作っておきたいところですね。
(新刊JP編集部)
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