当時の誌面で活躍していたスタイリストを中心に、“おとなのオリーブ”を表現。
マガジンハウスは3月12日、2003年に休刊した雑誌『Olive(オリーブ)』を限定復活させた『おとなのオリーブ』を、ファッション情報誌『GINZA』NO.214の別冊付録として発行した。オールカラー、144ページ。
Oliveは、男性向けファッション雑誌『POPEYE(ポパイ)』の姉妹誌として1982年に創刊。読者の多くはオシャレに敏感な少女たちで、“オリーブ少女”と呼ばれていた。
マガジンハウスは2014年9月に、当時のオリーブ少女と、その娘世代に共感できるものを届ける「Oliveプロジェクト」をスタート。特設サイトや、facebook公式アカウントを開設し、Oliveのバックナンバーや、元オリーブ少女による情報発信などを行っている。
おとなのオリーブはそんなOliveプロジェクトの一環として、「もし、2015年にOliveがあったなら」をテーマに制作された。当時同誌で活躍していた近田まりこさん、大森伃佑子さん、岡尾美代子さんのほか、愛読者だった飯田珠緒さんの4人のスタイリストが「おとなのオリーブ」を表現しているという。さらに小沢健二さんの「DOOWUTCHYALIKE」、堀井和子さんの「Eating」、藤坂のりこさんの「わたしだけのお人形」といった連載に加え、山崎まどかさんや平野紗季子さんも寄稿文も掲載している。
このほか、刊行を記念したトークイベントも開催。3月28日には神奈川「湘南T-SITE」、3月29日には東京「VACANT」、4月5日には東京「代官山T-SITE」で開催されるほか、VACANTでは3月14日〜3月29日の期間限定で、1982年〜2000年ごろに発行されたバックナンバー(約100冊)の閲覧やグッズを販売する「Olive Cafe」がオープンする。
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