和書、Amazon Kindleストア、紙版とKindle版の3ランキング。
Amazonは1月30日、和書の出版社別年間売り上げランキング、「Amazon Kindleストア」における出版社別年間売り上げランキング、紙版とKindle版 出版社別総合年間売り上げランキングの3つのランキングを発表した。期間は2014年1月1日〜12月31日で、販売金額に基づき集計している(紙版は出荷金額、Kindle版は希望小売価格×販売数)。PDFの閲覧期限は、3月1日午後12時39分まで。
和書部門では、8位までが2013年と同じ並びとなった。在庫適正化や発売日お届けによる利用者の利便性向上といった、Amazon側の改善により売り上げが増加。売り上げを伸ばした出版社は、既刊本の在庫率改善に注力していたという。
2013年トップの講談社を振り切り、KADOKAWAが1位に輝いた。大規模な割り引きキャンペーンも結果を後押ししたと見られる。そのほか、秋田書店や白泉社、一迅社などが人気コミックの点数増加によりランキングを上げている。
人気タイトルのKindle化に積極的に取り組んだ出版社や、紙版とKindle版の同時発売に踏み切った出版社が上位に名を連ねる結果となった。
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