大賞は初版2万部で書籍化、エンタメ小説新人賞「本のサナギ賞」第1回受賞作品が決定

大賞となった『滔々と紅』(志坂圭)は、2015年2月に初版2万部で発売。優秀賞3作品も書籍化を予定している。

» 2014年12月22日 15時06分 公開
[eBook USER]

 ディスカヴァー・トゥエンティワンは12月19日、同社が主催するエンタメ小説新人賞「本のサナギ賞」の第1回受賞作品を発表した。

本のサナギ賞(出典:ディスカヴァー・トゥエンティワンWebサイト) 本のサナギ賞(出典:ディスカヴァー・トゥエンティワンWebサイト)

 大賞には、志坂圭さんの『滔々と紅』、優秀賞には、賽助さんの『はるなつふゆと七福神』、香住泰さんの『稲荷山誠造明日は晴れか』、草花由さんの『ダンスパーティー』の3作品が選出された。大賞は初版2万部で2015年2月に書籍化、優秀賞も時期・部数は未定だが書籍化を予定しているという。

 第1回は応募総数265作品から1次選考を通過した9作について、現役の書店員38人とディスカヴァー・トゥエンティワン 干場弓子社長による最終選考で大賞・優秀賞を決定。第2回の募集も始まっており、対象はエンターテイメント小説で、ジャンルは不問。大賞には賞金50万円(単行本印税のアドバンス)が贈られ、初版2万部での出版が約束される。大賞作以外でも出版、または電子書籍化を検討するという。応募の締め切りは2015年8月2日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.