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» 2014年12月04日 10時30分 UPDATE

恋愛運を上げたいときに片づけるべき場所とは?

部屋の片づけと恋愛運の関係とは。はづき虹映さんにお話をうかがいました。

[新刊JP]
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 「めんどうくさい」と思って、ついつい部屋の片づけを怠ると、いつの間にか散らかってしまっていた。そんな経験はないでしょうか。

 片づけられない、片づけてもなかなか片づかない。どうしてそうなってしまうのか。誕生日占いなどで知られるはづき虹映さんは著書『すごい片づけ』(河出書房新社/刊)の中で、その理由を解き明かし、自分の才能に気づくことができる「片づけ」の本質を説明してくれます。

 本書を読めば「片づけ」に対する考え方が変わるかも? そんな一冊について、はづきさんご自身にお話をうかがってきました。

(新刊JP編集部)

恋愛運を上げたいときに片づけるべき場所とは?

恋愛運を上げたいときに片づけるべき場所とは? 恋愛運を上げたいときに片づけるべき場所とは?

―― はづきさんは「カバラ数秘術」をベースにすでに60冊を超える本を執筆されてきましたが、今回は片づけというテーマで少し意外性を感じました。本書を執筆した経緯をお聞かせ願えないでしょうか。

はづき虹映さん(以下敬称略) もともとは去年の11月に出した『2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン』(かんき出版刊)という本がきっかけです。

 その中で、お金の豊かさを受け取るためには部屋を片づけないといけない、床の空白率が豊かさを受け入れる器になるということを書いたのですが、それを読んだこの本の担当編集者さんから「片づけに絞って語ってほしい」というご提案をいただきました。僕としては、自分は片づけの専門家ではないからそのテーマで本にするのは難しいかなと思っていたのですが、話をする中で、「片づけとは何か?」という本質の部分から読み解いていくことはできるなと思ったのです。

―― では、企画が立ち上がって1年くらいかけて作られた本なんですね。

はづき そういうことになりますね。僕の中では、かなり時間をかけて作った本の1つです。

―― 本書では、家の中の部屋や場所をそれぞれ「1」から「9」の数字に当てはめていきます。斬新で、はづきさんらしい発想だと思いました。

はづき 家に帰ってきて最初に玄関があり、廊下を伝って、リビングに行って……といった具合に、エネルギーの流れはある意味ちゃんとパターン化されています。家の中にそういう流れがあるのは前から感じていたのですが、そこに数字を当てはめるという切り口を思いついたのは、この本を書きはじめるときです。

 担当編集さんと話をする中で、片づけの本質は物理的に物を捨てたり、整理することではないなということが分かってきました。なぜなら、部屋の片づけは第三者にやって入ってもらえば必ず片づくはずなんです。それを大前提とした上で、それでも片づかないのはなぜかということを考えたときに、心のどこかに「片づけたくない」という想いがあるからなのだと思いつきました。

 「片づける」という言葉の語源を考えたとき、「カタをつける」、つまり「決着する」というところから来ているのだと思ったのです。では何に決着つけるのかというと、それはモノそのものではなく、モノに宿っている気持ちの方なんですよね。

 そして、どの場所が片づかないかによって、心のどの部分が片づいていないのかを当てはめられるのではないかと考えた上で、エネルギーの流れが数字の流れにリンクするという数秘術の考え方を当てはめたのです。

―― 玄関が「1」、廊下・階段が「2」、そして子ども部屋・プレイルームが「3」と続いていって、なるほどと思いました。

はづき この場合の子ども部屋というのは、プレイルーム的なものを想像していただくといいと思います。日本ではリビングがそれを兼ねているときもあって厳密にこの部屋ということを示すことはできないのですが、性質的にはそういう部屋だと思ってください。

―― 最後の数字である「9」が寝室というのもうなずけます。ただ、例えば「7」の書斎などはない家も多いと思います。極端な設定だとワンルームの場合、どう考えればいいのでしょうか。

はづき ワンルームならばその空間の使い方を意識するといいと思います。例えば部屋の中でひとりでくつろぐスペースはありますよね。そこは7番の書斎的な要素になります。「7」は「大人」を意味しますので、片づいていなくても、自分なりにくつろげる環境作りができていればいいということになります。また、寝る場所は9番の寝室の要素になります。ここはちゃんと片づけておいたほうがいいでしょう。ゴミに囲まれた場所ではちゃんと眠ることはできません。

 このように、ワンルームには全ての数字の要素が入っているので、使い方でメリハリをつけることが大事なのではないかと思いますね。

―― 「トイレ掃除をすると金運が上がる」と言われています。はづきさんから見て、どうお考えですか?

はづき これは僕自身、トイレ掃除をしてお金まわりが良くなったという実体験があるので、そうだと言えます。実際、トイレ掃除のおかげで金運が上がるという因果関係を証明することはできないのですが、僕はリンクしているように思います。

 トイレはある意味で家の中で最も汚くなりやすい場所です。そのトイレを素手で洗う人もいますよね。僕も実はペーパーだけ持って手でこすって洗っていますよ(笑)

―― そうなんですか?

はづき はい、もう慣れてしまったので、全然抵抗ありませんね。今は取っ手がついたスポンジなどで洗う人が多いと思うので、素手でやる人はあまりいないんじゃないかな。

 この行為は意識のブレイクスルーにつながっていて、素手でトイレを洗っている自分、汚いところを自分の手で掃除している自分に対して、自己肯定感を高める効果があります。それが、自分に対する自信につながり、それによってオーラが大きくなり、そのエネルギーが富や豊かさを引き寄せていく。それが「金運を上げる」という言葉で表されているのかなと思います。大御所の芸能人でもトイレ掃除を自分でやっている人は結構いますよね。

―― では、恋愛運を上げたいときに片づけるべき場所はどこですか?

はづき これは男性と女性で違います。男性はやはり仕事で成果を出すことが恋愛運の上昇にもつながるので、仕事に直結するデスク周りをきれいにするのが良いと思います。

 女性はクローゼットですね。クローゼットの中がぐちゃぐちゃな人は、僕から見れば女として美しくなるという向上心を捨てていると言っても過言ではありません。

 また、男女共通するところでいえば、鏡です。鏡を通して、自分を客観的に見ることができますが、そこが曇っていたり汚れていたりしているとありのままの自分を見ることができないので、ちゃんと磨いておくというのは恋愛運に直結する作法だと思います。

―― デスク周りをきれいにするというところで、具体的にどのようなデスクが理想的ですか?

はづき 基本的に、デスクの上は何もないのが理想的です。物をデスク上に出したまま帰らないことです。仕事のときはできるだけ広々としていたほうがいいでしょう。パソコンのモニターは仕方ないとしても、それ以外は何もないのが理想ですね。

―― 私のデスクの上は本が積み重なっていています。

はづき (笑)。仕事柄そうならざるを得ないところはありますよね。その人がその状態で居心地が良ければ、それでいいと思います。絶対に何もないことがいいというわけではありません。

 ただ、例えば大企業の経営者の机の上がものすごく汚いって想像つきますか? エグゼクティブの環境はやはりデスクの上がきれいだということが共通しています。もしそこを目指すのであれば、日ごろからそういう状態を保つよう心がけるべきだと思います。

片づかない場所にはあなたの才能が眠っている?

片づかない場所にはあなたの才能が眠っている? 片づかない場所にはあなたの才能が眠っている?

―― 本書に「片づけることは隠れた才能を見出す」という側面があると書かれていますが、これはどういう意味なのでしょうか。

はづき 僕は人が片づけられない理由は2つあると思っています。1つは、隠しておきたいモノがそこにあり、それと向き合いたくないから片づけないということ。つまり、きれいになると自分が困る理由があるんですね。

 もう1つがエネルギーを注いでいるモノです。好きなモノがあるとどうしても集めたくなりますよね。そしてモノが多過ぎて片づかない……。隠れた才能を見出せる場所は後者です。エネルギーを注いでいるからこそ、そこに才能の芽があるワケです。洋服だって好きだから集めてしまうし、キッチンもこだわるから食器や調理器具が集まる。

―― つまり、片づかない場所を探ると、自分は何が得意なのかが分かるということですね。

はづき そうです。片づかなかった場所が逆転して、その人の強みや才能になるんです。

―― 片づけの作法みたいなものってあるのですか? 例えばごみの捨て方とか……。

はづき 捨て方については基本的に自治体のルールがあると思うので(笑)。おそらくおっしゃっているのは、思い入れの強いものであったり、縁起物だったりというモノのことだと思うのですが、作法はあまり気にする必要はないと思います。捨てるときはパッと捨てるほうがカタがついていますから。

 ただ、確かに思い入れがあるとなかなか捨てることができないんですよね。僕の場合、それが本だったんですよ。

―― 僕も本はなかなか捨てられないのですが、家の本棚を整理したときに、残したい本と捨てる本を分けても、残したい本が9割なんですよね。

はづき それはすごくよく分かります(笑)。でも、それじゃあ分けたことにならない。その本の中の一行、一文にも感銘を受けたことが書いてあると、それが惜しくなってしまう。だから僕は本の内容ではなく、本をインテリアとして飾るように残しています。背表紙の色ごとにまとめてみたりしてね。そういう使い方もできると思いますよ。

―― 片づけるタイミングはいつがベストだとお考えですか?

はづき 片づけたくなったときに片づけることがベストです。数秘術の観点からいえば、誕生日は大きな転換期で、運気が変わるタイミングなんです。だから、その誕生日の前後は特にお勧めですね。

―― では、本書を通してどのようなことに気づいてほしいですか?

はづき 「断捨離」や近藤麻理恵さんの片づけ本がベストセラーになるように、片づけというのは日本人にとってとても重要なことですし、何よりも片づけるのが好きな国民なんだと思います。僕は日本人には片づけのDNAがあるように思っていて、ぜひそれを思い起こしてほしい。ただ一方で、片づけは終わりがないものです。テクニックで対応しようとしても、一時的にきれいになっただけでまた汚くなってしまうので、そもそもなぜどうして不要なモノが増えてしまうのかという根源的な部分を、本書を通して気づいてほしいですね。

―― 最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

はづき この『すごい片づけ』というタイトルは担当編集さんからご提案いただいたものなのですが、とても良いタイトルですよね。「すごい」というのは、「素の状態が濃くなる」という意味を持っていると考えていて、片づけることで、自分の素の状態がどんどん部屋に出てくる。片づければ片づけるほど、一番自分らしい自分がそこに出てくるのではないと思います。ただ、その過程でもどうしても片づけられない物が出てくる。そのモノにこそ、あなた自身の才能が隠れているのではないでしょうか。自分らしさに満ちた部屋に片づけること、それが自分らしく生きるために重要なことではないでしょうか。

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