Webフォントは2015年春からfonts.comで提供開始予定。
タイププロジェクトは12月2日、日本語フォント「AXIS Font ProN」の発売を開始した。
タイププロジェクトは、2001年に世界初となる日英バイリンガルの雑誌専用フォント「AXIS Font」を開発したフォントメーカーで、その書体はグッドデザイン賞を数度受賞している。
フォントの世界は奥深い。画線のバランスや文字のプロポーションが少し違うだけで与える印象は大きく変わる。高密度に高品質な文字を表示するニーズが高まる中、設計時点から長体でデザインしつつ、漢字・仮名・アルファベットそれぞれに適した字幅を設定するなどしたフォントを送り出すのがタイププロジェクトだ。
AXIS Fontのスタンダード版は、Adobe-Japan1-3 に準拠した9354文字が収録されているが、今回リリースされたプロ版(ProN)では、収録文字数を1万5525字に拡張、日本語とともに78言語に対応した欧文書体(イタリック体を含む)を包含している。正体、長体、超長体の字幅と7種類の文字の太さ(ウェイト)で利用できる。
提供形体はダウンロード版、CD-ROM版、Webフォント。Webフォントは2015年春からfonts.comで提供開始予定。価格はフルセットのダウンロード版で37万円。
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