「海外マンガフェスタ2014」11月23日に開催、世界の漫画が東京ビッグサイトに集結する

豪華ゲストを迎えたトークライブやシンポジウムのほか、バンド・デシネの販売なども行われる。

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　世界各国のマンガ文化を紹介する「海外マンガフェスタ2014」が11月23日、東京ビッグサイトで開催される。入場には、併催している自主制作漫画誌展示即売会「コミティア110」のカタログ『ティアズマガジン』（1冊1000円）の購入が必要。

　第3回の開催となる同フェスタでは、米国のコミックス作家であるジム・リーさんと村田雄介さん（代表作は『ワンパンマン』（作画担当）、『アイシールド21』）、イラストレーター／漫画家のペネロープ・バジューさんとヤマザキマリさん（代表作は『テルマエ・ロマエ』）、バンド・デシネ（ベルギーやフランスを中心として地域の漫画のこと、略称はB.D.）作画家のロマン・ユゴーさんと松本零士さん（代表作は『宇宙海賊キャプテンハーロック』『銀河鉄道999』）の3つのトークライブを開催。

トークライブの参加者（出典：海外マンガフェスタWebサイト）

　会場内メインステージでは、文部科学省事業アニメ・マンガ産官学連携コンソーシアムが主催の「マンガによる国際交流シンポジウム」が行われるほか、国際フランス出版事務局（BIEF）のブースでは、バンド・デシネ出版社から取り寄せたバンド・デシネの新刊250冊の販売も行われる。

特別講義「ジム・リーの奇跡―革命的アーティストとして、コミック・ビジネス界の雄として―」（出典：海外マンガフェスタWebサイト）

　さらに開催前日の11月22日には、コトブキヤ秋葉原館でジム・リーさんのライブペインティングとサイン会を実施。リーさんは11月24日に、明治大学中野キャンパスで「ジム・リーの奇跡―革命的アーティストとして、コミック・ビジネス界の雄として―」と題した特別講義も行う予定だ。

　そのほか11月24日〜11月28日には、大日本印刷の体験型コミュニケーションスペース「ドットDNP」で、「海外マンガフェスタ×DNP市谷の學校」の開催も予定している。