受賞すれば文庫デビューが確約される「ノベル大賞」も開催する。
集英社が2015年1月20日に、新たな文庫レーベル「集英社オレンジ文庫」を創刊することが明らかとなった。
特設サイトには、「ちょっとミステリー、ちょっとファンタジー、ちょっとロマンス、ちょっと読みたい極上のエンターテインメント、ここにあります」の言葉とともに第1弾のラインアップを紹介している。
第1弾では、谷瑞恵さんの『異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵』、今野緒雪さんの『雨のティアラ』、椹野道流さんの『時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎』、白川紺子さんの『下鴨アンティーク アリスと紫式部』、梨沙さんの『鍵屋甘味処改』の5冊を刊行。
そのほか、2月には要はるさんの『ある朝目覚めたらぼくは』ほか5冊、3月には村山早紀さんの『かなりや荘浪漫』ほか5冊の刊行も予定している。
また、受賞者は文庫デビューが確約される「ノベル大賞」の開催も決定。選考委員は桑原水菜さん、三浦しをんさん、吉田玲子さんの3人で、大賞には楯と副賞として賞金300万円が贈られる(準優勝は楯と賞金100万円、佳作は楯と賞金50万円)。応募内容は、女性が楽しめるエンターテイメント作品であること。締め切りは2015年1月10日となっている。
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