講談社、「iQON」と資本提携しネイティブアドネットワーク連携を推進

iQON内で、講談社の女性誌コンテンツを配信していく予定。

» 2014年10月28日 15時35分 公開
[宮澤諒,eBook USER]

 講談社は10月28日、ファッションアプリ/Webサイト「iQON」を提供しているVASILYと資本提携を行うことで合意したと発表した。講談社の出資額は未公開だが、1億円未満だと報じられている

iQON Webサイト iQON Webサイト

 講談社とVASILYは、これまでに月刊女性誌『ViVi』とiQONとで雑誌コンテンツとの親和性や、eコマースの誘導効果などについて検討を重ねており、今回の資本提携を機に、ViViを中心とした講談社の女性誌とiQONによるコンテンツ連携や、ネイティブアドネットワーク連携を進めていくとしている。VASILYは10月27日に、女性向けインフィード型ネイティブ広告「iQON AD」の開始も発表している。

 iQONは、150万人が利用する20代〜30代の女性をターゲットにしたソーシャルファッションサイト・コーディネートアプリ。PCやスマートフォン(iPhone/Android)に対応しており、無料の会員登録をすれば自由に服をコーディネートすることができる。コーデは提携する60以上のECサイト、150万点以上のアイテムから選択でき、気に入ったアイテムはリンクから購入することも可能。

 またiQONは、10月16日にKDDIが発表した新しいモバイルインターネット体験を創出することを目的とした連合体「Syn.alliance (シンドットアライアンス)」にも加わっている。

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