小野さんの故郷である大分県中津市を舞台に、怪異専門の建築探偵“営繕屋かるかやの尾端”が鮮やかに事件を解決する。
KADOKAWAのブランドカンパニーである角川書店は12月3日、『屍鬼』『十二国記』などで知られる小野不由美さんの『営繕かるかや怪異譚』を発売する。カバーイラストを手掛けたのは、『蟲師』の作者である漫画家の漆原友紀さん。価格は1500円(税別)。
同書は談専門誌『幽』(KADOKAWA)で連載中の作品。小野さんの故郷である大分県中津市を舞台に、最も思い入れのある土地や建物をテーマに書かれているという。
古い建物で起こる怪奇現象の数々を、怪異専門の建築探偵“営繕屋かるかやの尾端”が鮮やかに“修繕”し、解決へと導いていく。「奥庭より」「屋根裏に」「雨の鈴」「異形のひと」など全6篇を収録。
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