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» 2014年08月26日 11時40分 UPDATE

面白いアイデアを実現させるために必要な“3つのリサーチ”

アイデアを何とかひねり出そうとしても、なかなかうまく行かないもの。「あまちゃん」ディレクターによる発想をカタチにする技術を紹介します。

[新刊JP]
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 企画や意見がなかなか通らない。そんな経験があるサラリーマンは多いはず。良いアイデアを思いついても、それをうまく相手に伝え、実現するのはとても難しいことだ。

 NHK「サラリーマンNEO」の企画・演出、大ヒットした連続テレビ小説「あまちゃん」の演出も担当したディレクターの発想をカタチにする技術とは、どんなものなのだろうか。

 『発想をカタチにする技術』(吉田照幸/著、日本実業出版社/刊)は、30代まで芽が出ず退職を考えていたという異色のNHKディレクター・吉田照幸氏の番組制作での経験を交えながら、尖っているのに愛される企画のつくり方・通し方、アイデアの発想法などを紹介する一冊だ。

企画を実現させるための3段階のリサーチ

面白いアイデアを実現させるために必要な“3つのリサーチ” 面白いアイデアを実現させるために必要な“3つのリサーチ”

 何か企画を立てるとき、吉田氏は3段階のリサーチをしているという。

 第1段階は、直感を刺激するリサーチだ。主にアイデアが見つからないときにやる。自分の心を空っぽにして、何かおもしろいことはないかなーと、本屋やYoTube巡りなどをするという。大事なのは、自分の心に響くかどうかで、「今、流行っている」「他の人々がウケている」といった情報をカットすること。

 第2段階は直感を具体化するリサーチ。「何がおもしろいと思ったのか」「何を取り上げるか」という狙いが決まったら、今度はそれを広げるリサーチをする。ただし、おもしろいことが分からないまま、闇雲に調べて材料を集めないこと。やればやるほど、面白さが見えづらくなっていく。

 第3段階は、さらに深める内向リサーチとなる。材料が集まり、プロジェクトが進行し始め、ある程度材料がそろったら、一旦立ち止まり、自分から離れ、自分の心がどう反応するかリサーチする。狙いをもって道を進め、本質を深く掘り下げることが、リサーチのコツとなる。

 本書の冒頭で「人生は近くから見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」というチャップリンの言葉を引用している。

 仕事に煮詰まっている、忙しいときこそ、自分を客観的に見ること、自分から離れてみると、解決策や新たな発見につながるのだろう。

(新刊JP編集部)

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